コンサート

この社会状況の中で元気に楽しく前向きに生きていられることは奇跡のようだと感じる今です。周囲では様々な問題が勃発していて、コロナはウイルスであるのにそれ以上の何か奇妙なものが人々の関係の間に入り込んでくるようで昨日は憤慨して泣いていました。幼いころから私のことをかわいがってくれていた親戚が亡くなり、この社会環境自然環境の中で生き延びでいくのは容易なことではないと感じていました。人間は滅んではいけないと心の中で叫びながら、私自身は連続するコンサートに向かう以外に生きることは考えられないと突風のように激しく吹きつける想いがこみ上げていました。
今日のコンサートは最初から最後まで、なんと表現するのか、身体に響く音とそれが言葉になっていく間に何かへだたりを感じ、意識は無意味な幻想を彷徨い、それではいけないと確かな身体の経験へと着地しようと一生懸命に取り組んでいました。あっという間の２時間で、最後まで自分の意識ではとらえきれない経験をし続けていました。生命は前向きに今までにない感覚を手にし、機運の高まりを感じ、新たな始まりを経験していました。確かにワクワクしているのです。周囲の様々な出来事や報告を聞いていると、明るく前向きであることが奇跡と感じるほどに稀有なことのように思えます。明るく幸せに生きていることが大切なことと感じます。

ありがとうございます。