コンサート
ヤマハコンサートの一部のメッセージをお聴きして緊張感が最初はありました。が、前日はほとんど一睡もしていなかったかもしれませんが、目を閉じ、先生の音をお聴きしているなかでグリーンの色が見えるのでした。グリーン系のベネチアンネックレスをしているからかな、とちらと思いましたが、色が見えたからと言ってそれが意味を持つものではないのです。眠いという感じはなくて、ただ音を聴いているのが安らぎます。一部の後半で、目を閉じているなかで、上半身が先生の音とともに新しい流れの渦のなかでゆったりとした螺旋のえんを描きながら、そのまま上にちょこんと小さな芽が出たのかな、、という体感で一部が終わりました。
二部はただただ音の中に身を任せているという感じでした。
普段の自分はせっかちとすぐに頭にくるのと、喧嘩っ早い性格は子供の頃からで、わがままではないのだけれどと自分では思いますが、なんでも自分の思う通りにしようとする傾向が強く、自我が強いのはよくわかっています。二部で暖かな優しい音に包まれていると、正反対の自分を感じていました。小学生の頃、ネズミがネズミ取りにかかり、校庭に先生や学童が群がりネズミを囲みワイワイと騒ぎ早くネズミを殺してしまおうとしていることがただただ可哀想でならなくて、どうしてみんなそんなことができるのか、本当に悲しかったことを思い出していました。新しい流れの中で感じているのはそんな子供の頃の感覚が蘇りながらただただやさしさに包まれていました。お腹、胃、頭、体の声を聴きたかったですが、やっぱり頭が問題です。そして超速のピアノの音は宇宙と感じました。
今日の三鷹のコンサート、そして、11月1日と続いていくコンサートの流れを感じています。
ヤマハホールのコンサートをありがとうございます。