コンサート紀行・のり段々畑弁当
東京滞在2日目は、渋谷の女性専門カプセルホテルから出発しました。
時間はたっぷりあるので、先ずは歩くことから始めました。
春のような暖かい光の中、こちゃこちゃした道を、あちこちキョロキョロしながら進みました。駒場の東大キャンパスの脇を過ぎ、教員時代に訪れた絵の学校前を通り過ぎ、井の頭線の脇から外れながらも、「多分こっち」と感じる方へ歩き続けると、自分でも出来すぎと感じられるほどすんなりと京王線の「代田橋駅」にたどり着いておりました。
時間も11時過ぎと調度良く、電車で柴崎駅まで行き、あの歩道橋を渡って「キッチンラボ」に着きました。
マーブリングの壁が明るく、心地よいお店で「段々畑弁当」を購入し、その場で「薬膳茶」をいただきました。
香りは漢方薬、でも味は全く新しい経験でした。血流にのり、内臓に脳に、やがて子宮に届きました。子宮に命が満ちる体感でした。
のり段々畑弁当は、府中の森公園のベンチでいただきました。すっかり葉を落とした枝ぶりの大きな木々と、降り積もった落ち葉に柔らかい光が差し込み、段々畑弁当を最高の場所でいただきました。
真っ先に小豆の一粒をかみしめました。小豆の味そのまま、美味しい食べ物でした。
野菜もお豆も、お芋も、お魚もお肉も、ご飯も全てが美味しい食べ物でした。
ご馳走様でした。
その後は府中図書館に行き、MMTに関する本を読みました。
今から府中コンサートです。
ありがとうございます。
高橋 由珠