コンサートメッセージ
コンサートに参加させていただき、最初に高麗さんが読まれるメッセージを聞くとき、はじめて出会う言葉には身体がドキっとします。壮大な、深い、そして豊かなメッセージ。全て記憶しているわけではないのに身体が反応し、次の瞬間にはメッセージが表現される世界を経験できることにワクワクするのです。昨日の応用コースにてメッセージの意味をうかがい、自分が経験したことの理解が深まりました。ありがとうございます。府中のアンコールでは、まさに「いだき」を経験しました。天と地を融合し宇宙とも響き合う「いだき」どこまでも心地よく自由で、空間を飛んでいるような感覚でもあり、宇宙にぽっかりと浮かんでいるようでもありました。毎日、窓辺から見える何百年もそこに佇む樹々に挨拶をすると、いつもいただくばかりでと感じていましたが、最近は良い意味でも悪い意味でも互いに影響しつながっていることがわかりました。東北の震災の年、いつも春にはそれは美しく咲く大好きな桜の大木は、花をほんの少ししかつけませんでした。この桜は震災を知っていて花が咲かないのではと感じたのですが、それから何年かで枯れてしまいました。離れていても世界はつながり、なにも無関係なことはないと私に教えてくれているようでした。私がもちろん皆さん一人一人も、この瞬間世界の中でお互い大切な存在としてここにいる。人1人の人生はゼロポイントフィールドにおいてどのような存在なのかと、考えても仕方のないことも考えましたが、全ては一部であり全体であれば、ここで人生を考え直すことは必須です。本日はコンサート会場に身を運ぶことはかないませんが、空間は繋がっており魂は経験している。そして、世界に響き合いともに聴く魂がたしかにあることを感じる今日です。今日もありがとうございます。後藤美香