キンモクセイの香り
外に出るとキンモクセイの香りが漂います。高麗さんが詠まれるお父様の詩のフレーズをいつも思い出します。住んでいる市の木が「キンモクセイ」で、いたるところキンモクセイの花が満開です。仕事の移動はバイクなので堪能中です。
三鷹のコンサートで、「語りたいのは愛」という表現が生まれました。直ぐに、そういう場面が起こっています。介護の仕事で訪問した癌の治療中の人と話す時も今までとは違う、前向きな話となります。嘆く話でなく、これからどうするかという流れになってきています。施設入所から在宅へ帰る人との話し合いの場も、不安要因がどんどん解決していくような話し合いを皆でしました。支援を受ける人が身をゆだね、その人の喜びをヘルパー達は自分の喜びのように感じていることが伝わります。家族さんもご本人さんもニコニコしてしています。皆で話しあうことで、抜かりなく支えていけます。全体的にどうしたら実現できるかという頭に変わってきているように感じ、一見悪いということも、そのことを乗り越えた時に新しい展開が拓かれました。毎日、空間からの応援団がたくさん応援しているように感じます。よい仕事をさせていただいています。ありがとうございます。今日も、午後からは京都でコンサート動員へ向かいます。 渡邊典子