カーネギーホール
4年前から毎年、終戦の時期に、一緒に平和のための表現活動をするようになったギタリストの男性と、今日はリハーサルの日でした。リハが済んでからかけた「光流」のCDに「これは誰の演奏?」と訊かれたので、流れのままに、先生の働き、高麗さんのこと、、、と、一気に話していましたら、黙って聞いていたその方がフッとおっしゃったのです。「僕、この人のコンサートに行きました。カーネギーホールに!」・・・驚きました。当時はNY在住でフラメンコギターの修行をしておられた方でした。友人に誘われ聴きに行ったと。先生のはたらきを話すと「日本を変えてほしいです」と真剣な眼差しでおっしゃいます。請われるままに「しん」のCDをお貸ししました。初めてお会いした時に「先生の音に出逢って欲しいな」と強く感じた方でした。これから、先生の音を(私を通じてではありますが)折に触れ聴く機会が増えていかれることと思います。もともと素晴らしい技術もハートもお持ちのミュージシャンです。先生の音に触れることによって、新たな人生が始まりますようにと願わずにおれません。あのカーネギーホールでの先生の演奏を経験している方なのですから。その奇跡がこれからの人生に生かされますように、と。