ウソつき
気づけば、ハッキリ、キッパリと自分の良くないところ、至らないところ、おかしいところ、間違っていること、やってはいけないことをズバリと他人から言われることが本当に減りました。
昔、子供の頃、近所の大人から、なにかやらかせば説教を受けたことを思い出します。いま、そうした光景を見ることも無くなりました。
自分も他人に対してそうです。いつも人に遠慮し、直接的には言わずに遠回しに、におわすようにして、気づいてもらうようなことをしています。それが優しさと言わんばかりに。実際は対立することが怖いだけです。
遠慮すること、本当の事が言えないこと。
これが頭を鈍らせます。体を鈍らせます。動きが止まり、血の巡りが悪くなります。グズになります。
最近職場で自分のやることに何でもケチをつける上司がいて、疎ましく思っていましたが、たしかに私のやった仕事は中途半端で独りよがりでした。上司は私の自惚れをただしてくれるありがたい存在でした。
気持ちがあるのに結果を出さないのはウソつきです。本当にその通りです。
そして、気持ちが無いのに結果を出そうとするのもウソつきです。
私は遠慮するウソつきです。
これは私の内面の問題です。
苦しいことですが、このことを認め受け入れます。
いだきしん先生、高麗さん、いつもありがとうございます。高句麗伝説へ向かいます。