イシスの愛をありがとうございます。
「ジェンダーめぐる」講座では、女神の神秘、東北応用では男性が作ってきた体制についてもお話下さいました。何年も前の面談でお話し下さった「体制」というものが、今一つ、理解できずにおりました。解ると筋がとおり、先に向かう思考に変わってきました。先日の「ジェンダーをめぐる」講座での、イシスからマグダラのマリアに繋がるお話は、自分が何を解りたくて生きていたかを、わかる経験となりました。
小学校時代の話になりますが、世界の名画が、ポスターとなって展示販売されました。体育館に数多くの名画が展示されていました。私は、誰も選ばない一番大きく、一番値段の高かったポスターを誇らしげに購入しました。両手いっぱいの大きな「最後の晩餐」です。その当時、何が気に入って買ったか覚えていませんが、中学になってこの絵の話を聞き、三角形の構図や、人物の配置の謎解きをしながら、その絵を見入っていました。その頃、聴いていたピンク・フロイドのレコードジャケットに付いていたピラミッドのポスターも、気に入って部屋に飾っていました。その2枚のポスターを眺めて過ごしていたこと等、すっかり忘れていましたが、府中でのコンサートでは、私の知らない遠い記憶の中にある気持ちが咽び泣くように込み上げてきました。エジプトはまだ、訪れたことはありませんが、今まで訪れたデルフォイやクノッソス宮殿、アグリジェント、ジュガンディーア等の遺跡で、感じたことが、マグダラのマリアと繋がるとは、到底、私の頭では、考えもつかなかったことです。数千年に渡り、体制により封じ込められた多くの魂が報われたと感じます。先生の演奏で、表現され、そのエネルギーを内面で体験できる時を迎えられました。この体制に臨んでこそ、天生、生かされる命とわかり、来るべき時がきたことに、身震いするのです。今日から、三夜連続の講座とコンサートがあります。そして新月で部分日食の10月25日は、京都コンサートホールのパイプオルガンを演奏して下さいます。特別な神事と感じます。誠にありがとうございます。