アントレプレヌールサロン
久しぶりの投稿になってしまいました。
アントレプレヌールサロン終了後、先日高麗さんにお電話をいただき、それをきっかけにお声掛けをしていた方から、明日のコンサートにお越しになるとのご一報がありました。10年近く前に出会った方で、当時のメールアドレスが現在も有効かどうかすら不明であった方でしたので、連絡がつきホッとしました。ここ最近、何年もお会いしていなかった方から突然メッセージがあり、先生のコンサートの案内をしてほしいと連絡があったり、偶然何年かぶりにばったり会う方があったり、また新たな出会いもあり、自分に連なる生命があることは薄々自覚していました。高麗さんからお電話をいただいて、それがはっきりし、きちんと人が先生と高麗さんに出会っていけるように表現し始めることができました。本当にありがとうございます。
日々いろいろなことがありますが、生命の深奥にはいつも未来へと働くエネルギーがあり、成していける空間が開かれていることに助けら支えられています。今日、アントレプレヌールサロンにてこれまでピンときていなかったDXについて、やっとわかりはじめ、DXが進むことで助かる生命が増えることを感じ大変わくわくしてきました。DXとは既存のシステムをアナログからデジタル化をすることではなく、既存のシステム自体を壊し作り替えていくことを前提に、新たなシステムを構築していくことと理解しました。私の仕事は、介護、医療の現場ですが、第一、医療機関同士、事業者同士の情報提供、情報共有の煩雑さ、そこにかかる労力の無駄を常に感じています。先日も、診療所の相談員として、病院から患者さんの医療情報をもらうためだけに、30分以上も病院のソーシャルワーカーと掛け合い、実際に情報が手に入るまでには2週間もかかるといわれたときには、正直ばかばかしくなってしまいました。病院と診療所間での情報共有でさえシームレスになっておらず、そのしわ寄せは患者さんへ行くことをわかっています。介護の現場においても、ケア自体は個別ですが、よいケアとは何かという共通項をデータ化することによって見出すことはできないか、ということや、医療機関とのスムーズな連携を図るためのシステムの構築など、よりよく考えていけることは多数あるように思えます。DXがこれからの経営には必須であることは、通産省のレポートの中にも示されていることをわかり、先生のお話しを通じてやっと我が事として感じられるようになってきました。
実際、来年春に在宅で暮らす高齢者の24時間365日を支えるための介護事業所を新設する準備が進み、賃金制度設計や、研修制度についてこれから考えていく段階にあり、先生の施設をつくられたときの取り組み、人を育てるということについてお聞きでき有難かったです。数年前、ある日姿見に映った自分を見た瞬間、人の最期にもっとも美しくあれる自分になる、と突然言葉が生まれ、衝撃と共に号泣した経験がありました。当時は、その気持ちをどう生かしたらよいのかわからず、戸惑い、自分の本当にやりたいことを探しながら数年が経ちましたが、やっと一番やりたいことに取り組んでいけるときが来ていることに感謝しています。家庭生活が基本であること、自分の生活を見直すこと、まず一番にやることはこれであるとわかり、先が見え明るくなりました。
先生にお会いして、どこに未来があるのかをわかる経験によって、生きる方向を見出していけます。日々本当にありがとうございます。