アントレプレヌールサロン
昨日のアントレプレヌールサロンをありがとうございました。
冒頭からDXの具体的なお話に、自分のやってている仕事、これからやりたいことの中にどのようにDXが応用されるのかを考えていくヒントが、リアルなイメージや具体的なアイデアとして見えていき、大変わくわくしました。
話は戻りますが、ジェンダー講座の中で、感情・気持ちが動くことは続いていくのに対して、理性や知性で作ったものは目標として達成されたとしてもそれ以上続いていかないことをお聞きしたことが、大きなヒントでした。目標があるうちは頑張るのですが、目標が達成されてしまえばそれ以上続かないことはよくあることで、周りからはなぜこう飽きっぽいのかと子供の頃からよく言われていました。飽きっぽいのではなくて、はじめから続かないことをやっているのだとわかると妙に腑に落ち納得しました。一方で誰に表現することもなく淡々と7年も8年も続いていることも実際あるのです。好きだからという理由だけで続けていることですが、このような感情が大事なのだと認識しました。理由付けをしないと動けないことと、理屈抜きにやりたくて動いてしまうことと、その差を認識しただけで、自分が何に注力すべきかが棲み分けされていく体感です。
オードリータンさんの書籍を読み、より人間らしく生きていける時代がDXの時代であると感じ大変驚きました。
私自身は、在宅医療や在宅介護の現場で患者さんや利用者さんと関わる中で、既存の制度、システムでは解決できないこと、実現できないニーズに対して、何かできないかと前々から考えていました。その一つに患者さんや利用者さんが主として参加して価値を創造していくコミュニティがつくれないかというイメージがありました。お客様のプラットフォームを理解することと何度も仰って頂いたこともキーと考え、また本当のニーズはなんであるのかということや、ジェネレーションギャップのあることも含めて、現状や実態をもっとよく調査したり勉強したいと生まれます。
先に書いた淡々とただ好きで続けているのが介護の仕事です。利用者さんに会うと、自分の内面がよくわかり、いつも感謝に絶えません。先生にお会いした内面で利用者さんに会うと、一緒にいる時間がとても豊かであることに感動します。仕事をいくらミスなく完璧にやっても、当然そのことが豊かさを生むわけではなく、相手は私の内面に反応していることをわかるたび、自分自身を正される想いがします。利用者さんや患者さんから教わっていることがたくさんあり、その感謝を役に立つ形で還元したいと昔からある気持ちに火がつくようです。
ありがとうございます。