アントレプレヌールサロン
連日コンサートで経験させていただいてきた事を言葉によって整理してくださる講座の機会をありがとうございます。実際に経験していなければ、言葉だけではわかりようのないことを、経験と言葉によって明瞭な確固たるものにしてくださっているいだきの仕組みに驚きます。
宇宙の生まれる三段階前。宇宙。生命の源。人間の始まり。死んだあとの魂のこと。理性。5月、6月に知ったことはこれからどう生きてゆけばいいのかを示す導として生命の中に生き始めました。アントレプレヌールサロンの会場は宇宙に存在する一室のようで、空間はどんどんと拡大し、宇宙の中の未知へと突き進んでいるようでした。
10年前は、現実と先生の存在とのあまりのギャップに、先生との生命の交流の経験と、日常が一致していかず、思考回路は「これはこれ、あれはあれ」と分断され、わけわからない生き方をしていました。しかし今は、先生の仰ること、先生の表現されることが現実、事実を緻密に正確に表していることをわかり、日常も仕事もこの正しい経験と知識を抜きにしては成立しないことを感じられます。
一昨日のコンサートでも、自分の弱点をよくわかりました。一歩外に出ると変な男に引っかかってしまう自分の巡りも、相手よりも素早く相手の正体を見抜ければ、おびえることも縮こまることもないと考えるようになりました。腰に恐怖が張り付き、一歩も動けず、思考停止状態では完全に負けていると、コンサートの翌日ふと風に揺れる木々のさざめきを眺めながら考えていました。得体のしれない生き物と出会っているわけではなく、一人の人間と会っているわけだから、だれと遭遇しても相手の思考さえ読めれば自分の身を守ることくらいできると考えが巡ってきました。くだらない男は一瞬で切り倒してしまえというほど明快な解答に、思わず笑みがこぼれ晴れ晴れとした爽やかな夕暮れ時でした。
どんな教育機関に行こうとも、いだきで学んでいることの一端すら得ることはほぼ無理だと思います。例えば、生命の源、人間の始まりをわかって初めて、宇宙に存在する最初の本来の人間がなんであるかをわかり、どう生きることが全生命にとって正しいことなのかをわかるという経験の中で、やっと将来の方向性がみえてきました。学校でただ知識を得ても何もできない人間のままで、生きている意味があるのかないのか曖昧模糊な人生に、やっと導が見えてきたような今なのです。あまりに尊すぎるこの機会をいただいていること感謝の念に堪えません。心よりありがとうございます。