アントレプレヌールサロン
昨晩のアントレプレヌールサロンを心よりありがとうございました。
兎に角面白く自ずと次のアクションが生まれてくるエネルギーに満ちていました。
デジタル革命の時代に生まれ、子供の頃に手にしたウォークマンはあっという間にiTunesに変わり、日々新しいサービスが生まれていることを消費者の立場で利用しています。その中でデジタル化されスピード感をもって大量の情報処理が可能になってきていることで無駄が減っていることや、ネットワークの領域も変化し今まで考えもしなかったところから人との接点が生まれるなど不可能が可能になっていくことは、日々日常的なところからも実感しています。デジタル化によってこれまでゴミのようにして捨てられていたものが商売になる時代、という具体的な中身はまだよくわかりませんが、単なる消費者に留まらず、この時代の流れを活用し、自分の仕事と掛け合わせていくことを考える上では、必要な知識は勉強していかなくてならないことも楽しみと感じます。
デイサービスのお話は、本当に感動し自分自信の生き方として心より望む方向性を示してくださっていると感じています。デイサービスという形態を取りながら人間の尊厳性とは何か?そのことを表現してしまえる先生、高麗さんをはじめとする方々の仕事に感銘を受けます。第一に、今ある制度の中で実現できることを教えて頂きます。また内覧に伺わせて頂いた際に見せて頂いた厨房は飲食店許可を取得していることをお聞きしました。家庭のおかってでも制度上は問題なく運営できていまうのに、そこに最高の設備を導入していることや、来て一番初めに玉露の最高に美味しい一番煎じを飲んでいただくこと、ヒノキのお風呂、マーブリングの空間も含めて、全て人間の尊厳と関係していることを知り感銘を受けます。自分自身が人間の尊厳とは何かを理解していなければ到底出来るような仕事ではないと考えます。高齢だから、障害があるからということで、人を見下したり差別するような扱いが蔓延しているような社会状況の中で、NPOいのちのデイサービスをつくっていただいたことは私自身にとっても大変大きな意味を感じています。
最上の環境をつくる上でかけたコストを、どこかの地点でゼロからプラスにもっていく事業計画が考えられれば、今ある環境を活用しながら変化させ、小さくても始められる具体的な仕事があるのではないかと考え出しています。
先のあること、先のないことがはっきりとわかれて見える今、先のあることだけで向かうよりない今です。尊い時間です。
ありがとうございます。