アントレプレヌールサロン
自分自身を変えることより次の展開をつくっていけない、先へ行けないと感じ、考え、臨んだアントレプレヌールサロンでした。
経営者は一人よりいない、その経営者になることを目指している自覚を得ました。賃金への考え方、また自分がやっていること、やろうとしていることに対しての研究の姿勢など、見直すことから考えます。偶然医師の娘として生まれた環境が自分の生きている環境であり、地域にたくさんの患者さんがいて、私自身は全員の患者さんと直接会うことがなくても共に生きている感覚がいつもあることに気付きました。地域で一緒に生きている人たちがいて、亡くなる方がいて、そのことを幼い頃から無意識的にも感じて生きてきて、最近になって、皆が先へ向かいよりよく生きていける環境をつくりたい気持ちへと繋がる自覚をもちはじめていました。問いは、医療機関という立場を取りながら、地域のことに取り組んでいけるのだろうかということでした。先生が講座等で仰るように医療は病気という部分で人を捉え、部分的な中途半端な関わりで、終われば関係は切れてしまう、幸せや豊かさを追求することとはほぼ無縁の業界であることは無知ながらもよくみえていて、医療機関という環境からどう自分は次へ向かっていけるのだろうかと考えていました。さらにその原点は男と女の関係であり、第一に地域をつくろうとする自分自身が幸せに豊かに成長しているかどうかであることまで教えていただいていながら、なかなか現実で抜け出して変わっていくことが難しいところに長くいて、先行きは暗いままかと思っていました。講座の中でNPO高麗の被災地での取り組み、結工房から始まり、地域をつくっていくモデルをつくるビジョンをお聞きして、何度もお聞きしているはずがまるで初めてお聞きすることのように衝撃的でした。1兆円あれば、新しい医療機関をつくりたいとさらに仰られたご発言で胸のうちに希望が開き、明るくなりました。地域で人が豊かに幸せに最期まで暮らせる環境があれば、子供達は明るく生きていける、それは自分自身のことでありますが、自分だけではない、多くの人にも通ずることなのではないかと感じています。その時に医療機関の存在は外せない、しかし今ある医療機関では、無い方がマシとすら過激にも考えてしまう自分が先生のご発言に内から希望を見出しました。仕事ができる人間に自分自身を変えていく、それよりないと、意欲が湧いてきます。
本当にありがとうございます。