KEIKO KOMA Webサロン

アンコールの衝撃


京都コンサートのライブ配信をありがとうございました。窓から見える暮れゆく西新宿に立つ都庁のライトアップは、ブルーとレッドパープルです。高層ビルの灯りと都庁のライトアップを目にしながら先生のコンサートをお聴きしました。1部のはじまりの演奏からとてもやさしく美しい音が流れ、身体がほぐれていきました。1部の演奏で、懐かしいなにかを感じたとき、母を家で妹とふたりだけで看取ったことを思い、母を思いました。母の最期にこの音を聴かせてあげたかったと心から感じました。妹に体をきれいにしてもらい、体をきれいに拭いてあげる妹を手伝うためにすべての力がなくなった母の体を支えているのは私でした。ようやくきれいにしてあげられた母の体を起こし、お母さん、終わったよ、と耳もとで言ったあと、母の心臓は、きれいにしてもらってありがとうと言うようにすぐ止まり、旅立った母との3人だけのあのとき、先生が弾いてくださっているピアノの音が鳴っていたかのように感じた1部でした。母と父のもとに生まれたことに感謝の気持ちです。
2部ではさまざまな音の世界に身をおきました。愛は形を変えながら空間を、次元を飛び交うように、あるときは鋭く、あるときは、大地の豊かな実りの風のように、形を変え、空間を変えていきます。アンコールのラストでした。まるで愛の爆弾をお腹に投げ込まれたような強い衝撃を受けコンサートが終わりました。あまりの衝撃にすぐには動けなかったです。ぜんぶをわかること、理解してもらいたいという思いがこれからは捨てようとおもいます。京都ロームシアターからライブ配信ををありがとうございました。
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