アンコールで感じた「寂しい」気持ち
いだきしん先生、高麗恵子さん。
この度も三鷹コンサートを開催いただき、ありがとうございます。参加叶い、生命救われ、身体の芯からほぐれて安らいでおります。
第1部のコンサートメッセージをお聞きし、「差異」をただ「差異」と受け取る頭になりたい!これまでずっと続けてきた生き方の癖=「共にあるはずの他者と自分を常に「比較」してきた頭の働き」から解き放たれたら、どれほど自由で心地よく生きられるだろう!と願いながら、先生の音に身も頭もゆだねておりました。先生のピアノは次第に会場じゅうに共鳴し鳴り響き、それは私の骨を響かせ、身体の深部の凝り固まったところを、針灸のようにピンポイントで、ほぐしてくださいました。
「ああ、私はここが凝っていたのか。」と痛んで初めてわかる、自分の凝りでした。
生きていることが、ただただ嬉しい、幸せでした。
そうして、最後のアンコールの時、会場のみんなで、一体となって先生のピアノの躍動とともに手拍子をして、みんなで一緒に居た時、私はなぜか急に胸が寂しくなり、頭は訳が分からずおりました。
その「寂しい」は、今日もずっと続いておりましたが、ある時、「ああ、本当にやりたいことに向かっていないからだ」と分かりました。
早速、やりたいことを始めるための貯金を始めました。
それでもまだ「寂しい」のですが、身体がほぐれて、自分をすっかり受け入れている安心感があります。
生命丸ごと受容してくださり、ありがとうございます。
高橋 由珠