より良い人間を目指して
ウェブサロンでの皆様の書き込みにて、先生が「たいらく」のお話をされたと知り、ネットで意味を調べました。「自分自身の本来的なあり方から、世間的なあり方へと落ち込むこと」とあり、今日の(日付が変わり昨日となりましたが)自分の食べ方を振り返りました。
「訪問先ですすめられ、砂糖たっぷりの甘い飲み物をいただいたこと」
「凍らせると美味しいと、人からいただいた甘いゼリーを食べたこと」
「家族が買ってきてくれたお団子を食べたこと」
これらはみな、「たいらく」の状態と分かりました。
自分自身の本来の姿をしっかりとらえれば、皮膚が荒れ痛み、まだまだ食事を整えていく必要のある身体であるのに、「人からすすめられた」から、それを「良い物」と喜び食べました。
そこから、「自分の本来的な在り方」とは・・・?と考え、子どもの頃の自分の生き方を思い出しました。
私は「より良い人間を目指す」子どもでした。
幼い頃から喘息を患っておりましたが、克服するために幼稚園のころから早朝ジョギング(当時はまだジョギングという言葉がなく、マラソンと言っていました)をしたり、小学生になってからはジョギングに加えて「乾布摩擦」をしていたこともありました。
読書が好きで様々な本を読みましたが、自分の好みの本とは別に、より高い精神性を感じる作品を意識して読むところがありました。
小学6年生の時、地域の作文集に選ばれる作文を書くために、担任の先生に個別に指導されたことがありました。書き直しを指示されるごとに自分の文章ではなくなっていくことに疑問を感じ、母に相談して「自分の文章ではなくなるので、もう書き直すのは嫌です」と担任の先生に伝えました。担任の先生は「それでは作文集には選ばれないよ」と言いながら、そこで指導を止め、その作品を応募しました。結局私の作文は選ばれず、担任の先生には「だから言っただろう」と言われましたが、私は嘘をつかずにすんでとっても爽やかでした。
そんな自分を思い出し、「より良い人間を目指し、自分を高めていく生き方」が、自分の本来的な生き方だったと思い出しました。
取り戻しました。ありがとうございます。