やさしい光

府中の森ウィーンホールでの２日目のコンサートありがとうございました。
内側がゆっくり動き次第にうねりは大きくなり、メタモルフォーゼと言葉になります。最近のコンサートでは変容とか、脱皮と感じることが多いのです。奥底から力湧き出ずる力は噴出するというよりは、こんこんとゆっくり流れ出でいて身体との調和をはかるかのように内側を満たしてくれます。ゆっくりと静かに、自分自身も意識しない内にコンサートの経験は培われています。
第1部の途中で、全身総毛立ち何かとの出逢いを感じました。ご登場された時だったのでしょうか。そうであれば大変うれしいことです。
昨日は、同僚の入院が長引くこととなったための仕事の割り振りがあり、そのことが気に掛かって音に全集中できていませんでした。コンサートと仕事とに揺れ動く意識はどうにもしようがなく、身体と頭が分断されているような心地です。
ピアノとパイプオルガンのただただやさしい音がいのちにしみ、次なる変化の時に向かう備えをさせていただいているようです。　
本日もコンサートの機会がありますことが大変ありがたいばかりです。
どうぞよろしくお願いいたします。