また来たい
冒頭のメッセージに今の自分の状態を言い当てられたようでドキリとしました。その通りもう成長できる余地はないのかもしれないと半ば諦めていましたが、おかげさまでまだ成長できるのだと希望を持つことができ、心より安堵しました。
しばらく前から感じる頭がまるで鉄線で縛られたような窮屈さにとても息苦しさを感じていました。どうすればそこから脱け出せるのだろうと、最近のコンサートにおきましては何回直接参加してみようだとか、食事をこう変えてみようだとか様々頭を絞って考えていましたが、今日は、その浅はかな方法論に縛られていること自体が苦しみの元であると身体で理解できました。思わず、「それはそうだよなあ~。今まで苦しくて当たり前だったよなあ~」とがっくりと肩から力が抜けました。コンサートでの先生の精一杯の様子を見ながら、「また来たい」と思いましたが、形に拘るのではなくこうした「また会いたい」のような気持ちが大事なのかもしれないと感じさせられました。
どうしてこんな頭の使い方にはまり続けていたのだろうと思わず溜め息が出てしまいます。
なるほどこんな頭の使い方をしていたから、人の言うことや行動もどこか下心があるように思い、素直に感じられなかったのだなあと改めて本を見返すと考えさせられ、このままはまり続けていたら、うまくいくことはする、でもうまくいかないことはやりたくないと思い、本当に何もできなくなってしまうところだったのでしょう。
機械ではなくて、人間なのだから、もう少し肩の力を抜いて明日からはやってみます。
本当にありがとうございます。
中川秀之