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ほね


父について、書きだしましたら、突然ですが「遠慮」していたのは父だったのだと気づきました。自分の「遠慮」する行動パターンは母譲りだとばかり思っていましたが、違いました。父は戦争に行って帰ってきたということで(仲間はほとんど死んで自分だけ帰ってきた)心苦しく、 帰国したら戦争は悪ということになっていて、軍人は「悪」で、南京戦争も大虐殺のレッテルが張られていてそれに従軍して自分が見たのと違うことが言われていても何も言えず、この社会にも、家族にも、遠慮して生きていたのでした。誰にも理解されなくても、黙って、ひたすら黙って、黙々と仕事をして、家族のためにお金を稼いで、がんになって死にました。ずっと遠慮して生きてきたのでした。
ここ数年、泣くこともなかった自分は、久々に、涙が流れました。

実は昨日、一昨日と、他の事業所さんのヘルパーがコロナで緊急にその穴埋めが必要になり、誰もいないからお願いとのことで、私にお鉢が回ってきてしまい、連続の夜勤をやっていました。月初めは請求業務の作業もあるので、夜勤と夜勤の合間も寝る暇もありません。以前にも急な穴埋めでもう死にそうなくらい夜から昼から連続ノンストップで勤務し、限界まで働いてしまったことがありましたが、一度それをやると、次からも「あの人ならやってくれる」と当てにされてしまうところがあり、今回もお鉢が回された感じです。こうやって、もくもくと引き受けて働いちゃうのって まさしく父の姿とかさなりました。本人はそれでいいと思っても、それで早く死んじゃったらやっぱりまずい、と今、ハッとしました。

高麗さんのビデオ配信で「骨」にへばりついていた、と表現されておられたこととも共鳴し、自分の体質だと思っていたことも、気づけば手放していけるのかと、大変ありがたく聞かせていただきました。
ありがとうございます。

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東京高麗屋にて
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仙台電力ホールにてー2
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こんにちは??