ふるいにかけられるもの
様々なことを考えざるを得ない一週間です。コロナ禍において年末年始に向かって更なる対応が取られる中、私が知らなかった「自粛警察」「同調圧力」といった言葉を耳にしながら、今日に至っています。不特定多数の目による監視、管理体制の中で身動きが取れず、息つまり、雁字搦めに縛られていく社会で生きていくことが、当たり前のように同化するはずがありません。その中で、疎外されていく苦しさは例えようがありません。昨日街中を歩けば、沢山の人々が笑顔で歩いていました。その人の流れとは逆に歩きながら、人の活気とエネルギーを感じ嬉しくなります。人の動きは、誰にも止められないのだとつくづく感じます。大きな大きな流れの中にいると感じる今、私自身の中でふるいにかけられるもの、落ちるものがあります。それが何であるのか、更にはっきりしていくのでしょう。仙台でのコンサートを、オンデマンドで聴かせて頂けることに感謝します。ありがとうございます。