ふと消えて
毎週5時間一緒に過ごさせてもらった介護先が
スケジュールから ふ と消えた。
結構体の奥に響いてる穴あき感。
人間てすごいんだなと、想う。
ずっと浅草に住んでおられたので浅草の空気に溶け込んでいるみたい。国語の先生もしておられたので文学の香りもした。東京大空襲の後の東京の空気や、樋口一葉(この近所に住んでた!)の空気にも触れました。
女性の辛さも なんとなく。
言葉はほとんどやり取りできなくて、最初お会いした時は眉間にしわ寄せて思い切り眼光鋭く睨まれたけど、ここ数週間はなんだかやたらやさしい眼差しで、気のせいかしらと思ってしまったけど、気のせいじゃなかったみたい。ありがとうございます。
学校の先生してた方だから、今の日本の教育心配しているかも。
先生の光見つけてそちらへ行かれるよう祈ります。