ひとつ

3月22日、仙台でのコンサートをありがとうございます。
朝の高麗さんからのメールを読ませて頂き、スタッフとすきま時間に鉛筆削りを買い集め、ほかのスタッフは急いで衣料を送ったことも聞き、そしてコンテナのほぼ見込みがたったと読ませて頂き、、、高麗さんの熱いお気持ちとひとつに、たくさんの人、気持ち、物資が動いていること、自分もなにかできることが有り難く、祈るような気持ちです。
ライブ中継にもぎりぎり間に合い、「む」という音が身体にしみいりました。静かな美しい音、女性の歌声のようにも聞こえます。澄んだ空間に安らぎながらも長い時間に感じ、体の芯から深く学んでいるような体感でした。今書いていて、比叡山のお茶室のことが心に浮かびます。
二部は、地鳴りのように強く凄い音の連続のなかで、揺るぎなく、ぶつかることもなく、ほんとうに強いこと、戦うことをいのちそのままに経験させていただいていると感じました。「まあい」というメッセージをよくわかっていきたいです。
ライブ、オンデマンドで送ってくださり、コンサートの大事な経験をさせて頂けることに感謝します。
一回一回、「生きる力、戦う力」を、動くことを、身に着けていきます。
心よりありがとうございます。
天田敬子