ひとつで向かう
迎賓館コンサートへ車の運転のミッションを受けました。雨でありいつもより十分注意し迎賓館へ向かいました。ゆっくりと進む山道で少し前の車と距離が空きましたが、連絡係りさんがいいよ、ゆっくりでと何度もおしゃって下さって、その時、下山する車が中央線を大きくはみ出してきましたが、間一髪、このゆっくりが事故をふせぎました。自分も少しあせりの気持ちもありましたが、胸なでおろしました。みながひとつで向かうといのち守れます。
迎賓館のピアノの音はすさましいを通り越していましす。大きな船のような建物と一緒に動き出した感覚です。世界へ、いえ宇宙へです。途中、咳が出そうになって「人のジャマになってはならい」と必死にこらえました。人が生きていくことのジャマをしてはいけない、それは自分自身にも通じていて、自分のいのちにも、余計な頭でジャマしているのではないかと気が付きました。いつも私の頭は暴走しています(笑)。いのちのままに生きていく、いつも助けて下さっている存在を、そのまま受け入れ生きていていける人間となっていきます。ジャマ(邪魔)という言葉も仏教用語と知りました。人が自らの力で生きていけるよう、妨げにならない自分でありたいです。尊い経験の場をありがとうございます。
2日間の高句麗伝説では好太王様が気になってしかたがありませんでした。琵琶湖で好太王様にお会いでき光栄でした。国創りへ向かいます。 渡邊典子