ひたむきに前へ

先週2回続いた府中コンサート後にわかったことは、いかに強い意識で身体を縛ってきたかという事でした。仕事の都合、生活の都合、いろんな都合によって、シンプルに”食べること、寝ること、動くこと”が疎かになり、1番大事な愛を大事に出来ない状態に陥っていたように感じます。

そんな中でも気持ちを表現することによって、先日の高麗恵子さんの「本音で生きて下さい」の講演会に参加させて頂いた際、お話に感動しながらもこれをやってみたいと自分の内から浮かぶ事があり、方向が見えてきました。生活では、母がいよいよ糖尿病と診断される血液検査の結果が出てしまい、しかしそれによって飲み続けていた鬱の薬に食欲増進や眠気の副作用があることがわかり、動きが鈍い事や食べ過ぎてしまう事を怠けているように見ていた自身の間違いに気が付き、担当の精神科医に相談し、鬱の薬を減らし経過を見て頂く事となりました。今は1日の食事で摂取する糖質量を計ることから始めています。私の居ない時にお菓子やラーメンを食べてしまいますが、糖質を計算し翌日の食事で調整したり、糖質が低い市販のお菓子もあるので、食べたい時はそれらを食べ、一緒に工夫しやってみようと伝えています。正しく対応し、いだき講座を受講しコンサートにも定期的に参加している母に、恵みを活かせる身体の状態となり幸せに生きて欲しい気持ちでいます。随分以前に応用コースにて母のことで叱って頂き、自分の都合で相手を見ないことを指摘して頂きましたがよくわかっておらず、何もかも自分が引き受けるようにやり本人の自立する機会を奪ってしまい、気付けば自分自身にも負担が掛かる関係となってしまっている事も、この機会にようやく変えると考えられるようになりました。頑張るという一見前向きな強い意識で自分自身を縛り大事なものを見失う悲しい生き方を、本当の自分を実現し愛に生きる生き方へ変えるように、小さな一歩を踏み出したものの疲れ果てて今回のコンサートを迎えました。結果としては、体内を覆っていた重苦しいもの、がんじがらめになっていたものが全て解けて軽く楽になり、生きてゆける状態になっていました。第一部では神聖な空間に包まれ、第二部では自身の恐れやあまのじゃくな意識が現れては流れの中で溶けてゆきました。流れは体内を巡り、太い樹の中心に居るようであったり、大宇宙からくるエネルギーと交わるようであったり、広い世界と交流しながら心身共に洗い清められました。また何もないところから始められることに感謝いたします。素晴らしい経験を心よりありがとうございました。