はたらきかけ

東京から盛岡までの道中、ずっと豪雨の中を高速道路を先生は車で走り続けでした。私は眠り続けでしたが、行けど行けど、どしゃぶりの雨と一緒でした。福島、宮城では大変な状況となっていることをニュースで知りました。皆様のご無事を心より祈ります。避難指示や勧告も多く出ております。岩手県でも避難が必要な地域の名が上がり、今となってはよく知る地名となり、ただただご無事を祈ります。

私は良い世の中を創りたく、能力を上げたいと切に望み、東北に向かいました。道中、先生から、生命の内で起こっていることを意識するには０，５秒遅れること、意識できることはわずかであり、多くは意識できずにいること等のお話をお聞きし、生命の内で起こっているように動いていければいいと望みます。先生にはたらいた力に賭け生きることに努めることが気持ちが実現できる生き方となると考えます。心より望む世界の平和を実現する生き方は先生にはたらいた力をわかること、先生のことをわかることによって実現出来ると考えています。まずはやりたいことは即行動し、やるべきことも即行い、生命がはたらくままに動くことに努めます。

今日は、ウラジオストクの銀行に無事に送金出来たとの報告を受け、ほっとしています。これで無事にウラジオストクにギャラリーをオープンできます。やっと一歩踏み出していける喜びが生まれています。ギャラリーオープンに向けての設営、オープン、そしてオープン記念コンサートを開催する為の渡航のスケジュールを決定し、航空券まで購入し発券していただきました。大変愉しみです。同胞探しの拠点がロシアにできるのです。夢のよう、と感じます。昨年から生まれ変わったように生きなければ生き延びていけないことを身にしみ感じていました。生まれ変わるならば別れた同胞が亡命した地に向かいたい本音が生まれ、ウラジオストクに行くことを考えはじめました。仙台の地にてスタッフと話している時に声を出して「ウラジオストクにカフェを創りたい」と思わず表現していました。予期せぬ表現に自分自身が驚いたのです。声を出して表現したことが聞こえたように、ウラジオストク出身の女性が結工房にいらしたのです。コンサートを開催出来、大変うれしくありがたい気持ちで一杯です。コンサートを開催していただいた地は新しい世界が創られます。大地も空間も人間の生命も魂も、すでに先生の音を聴いています。新しい動きは始まっています。高麗の看板立つ地は精神の柱が立ちます。世界につながる道が創られると見え、とてもうれしいです。

東京高麗屋でのウラジオストクコンサート上映会にて、アンコールの場面で、アリラン的な演奏をお聴きできました。ウラジオストクで故郷の風景が見えるアリラン的な演奏をお聴きでき、感無量でした。日本で聴く音も感動の連続で涙、涙となりますが、ウラジオストクでは全く違う音の連続でした。大陸の音と感じ、魂は震え続けました。その時、私の生命の覆いも解けました。言葉に表すなら、コリョ、コリアンという言葉の覆いが解けました。パリでもロシアでも韓国人には、高句麗と高麗、コグリョとコリョの違いをどんなに説明しても通じない壁がありました。年代が違いますので歴史をお話してもコグリョはコリョでありコリョがコリアンとなったと力説します。高句麗はツングース民族という話は聴く耳持たずです。人間は思い込むと、どんなに歴史の事実を伝えても、通じないことに大変驚いています。上映会にてその覆いが解けたので、今後海外でも高句麗の歴史の話は通じやすくなると感じ、ほっとしました。偶然にもその日にボランテイア仲間から高句麗のことやアジア全体の歴史が書かれている本を頂きました。考えたこともない歴史が書かれてあり、驚きました。私は真実は生きる力と常に表現させていただいていますが、本当のことがわかると生きる力が湧いてきます。先生にお会いした時から本当のことがわかると体が一気に元気になり具合が悪いところは吹き飛んでしまうのです。真実は生きる力です。

今日も仕事で、誤魔化しや隠し事が発覚し、大切な事がトラブルだらけとなっているひとつの理由がわかりました。いだき、NPO高麗のしごとはおおいなるはたらきかけを受け、させていただいています。嘘やごまかしがあると物事が動きません。そして自然と嘘も誤魔化しも表に出てくるのです。社内のことだけではなく、外でも同様です。私達は本音をあらわし、誠実に嘘偽りなくはたらいていると、外から崩れ、偽りや不正が発覚するのです。真実を表現し真に生きることでそうでないことは自然と露わになってくるのです。この道は真と生命をもってわかります。誰とも闘わずに、ただ真を表現し、真に生きることで、真か否かは時間の問題で明らかになるのです。

私はよく仲間内に話していますが、未来からみたら、この時代に先生のような御方が生きておられ、人類を救済しようとはたらきかけている存在とひとつに生き、はたらき、人間の生命を犠牲にし、不合理なことがまかり通る社会を変え、人間としての本質を取り戻し、人間とし自律し生き、真の幸福、愛を実現し生きていけるように生命賭けはたらき伝え続けてくださっていることは明らかになるのです。そして先生のことがわからずに、自ら墓穴を掘る生き方をしていることも明らかになるのです。永遠の愚か者とし後世に残る生き方をしている場合ではないと常に自分にも喝を入れ、未来からみたら真である生き方を徹して生きていくと心に誓っています。

多くの働きかけを受け、やっと１３００年前に別れた同胞が亡命した地に高麗の精神あらわる拠点が創られます。魂の悲願が成る道と感謝します。そして世界の平和を実現する道を創りたいと望み、本音で生きていきます。

自然環境により、仕事も予定通りには進まないことが起こり得ることも多くなっています。時代を考え、確実におおいなるはたらきかけを受け、実行できるように備えます。

東北センターにてジェンダー講座がありますことはタイムリーと見えるのです。先にはだかる壁はジェンダーと見えた時、今度ジェンダー講座を受けさせていただく時はもっと真剣に臨み、理解することが必要と考えました。よくわかり生きることが先を拓くと考えます。ありがとうございます。