はじめての出会い
府中コンサート2日目、ウィーンホールのコンサートをありがとうございました。今までの古い人間社会を超越していくパイプオルガンとピアノの演奏のなかで、(つなげていくのか?つなげていく)自問自答した一瞬をふっと認識したその瞬間、なにをつなげていくのか、その言葉の前後がまるでないなか、まるで夢をみていたかのような一瞬でしたが、(つなげていく)と自分からこの言葉が現れたところで1部の演奏が終わりました。自分の内から言葉が現れるとき、毎回と言ってもいいぐらい、きょとんとしてしまい、今のは何?と、他に気をとられていたら見逃してしまうくらい不意なのです。そして、私がこんなこと言ったの?と信じがたいのです。前後がないのですが、(つなげていく)と言った言葉を見逃すことはなかったです。後からわかっていけるのなら、無理にわからずともそのまま置いておこうとおもいます。
2部。大地と天からの恵みを受け、共にありたいことを望んでいます。花を踏みつけて歩くような人間にはなりたくないのは子どもの頃からありました。土の上を歩いている蟻も踏んではいけないと、周りの大人やみんなに言っていた幼い頃を覚えています。コンサートのラストでした。真に嬉しくなる音に出会えました。今まで聴いたことがないはじめての音でした。はじめてなのでどう表現したらいいのかわからないのですが、出会えたときに、心がぱーっと一瞬にして光りに満ち、隠れていた自分の本質と出会えたように嬉しかったです。そしてこのような音とと共にあった生命をそのまま受けとめていこうと素直になれます。アンコール最後に凄い力が身体の中心にエネルギーとなっていきました。
ウィーンホールのコンサートを今日も本当にありがとうございました。