はじまり

８月の終わりに、仙台でのコンサート、盛岡の応用コースを、まことにありがとうございます。

一部の「のぞみ」のメッセージをお聞きして、自分ののぞみはなんだろうとあらためて考えお聴きしました。美しくやさしい音は身体深くひびき、心地よく幸せです。ふとある場面、ある場面が心に浮かび、先生がお元気で、高麗さんが笑顔でいて下さったら、そして皆が幸せに、そして世界中この幸せが拡がりますようにと願いました。そうでない世界は変えていきたいと願います。

二部は気になっていることや思い、いろいろなことが浮かんでは消えていきました。頭がしびれ先に向かっていけない頭が浮き彫りになりながら、先生の音を経験しながら内面を活かす頭になっていけることが希望です。凄い最後の一音、そしてアンコールの音は素晴らしく、身体も頭も生まれ変わっていけるコンサートに心より感謝します。

本日は東北応用コースにライブ中継で参加させて頂き、最初のピアノ演奏はコンサートをお聴きしているように全身に響き渡りずっと聴いていたい音でした。

先生のお話から昨日の「のぞみ」のメッセージが深まり、昨日のコンサートに続き、悪い頭がほどけていきました。のぞみ、願いのない人生はなく全てのはじまり、とのお話があらためて心にしみます。「願」という漢字の成り立ちもはじめて知りました。

病気という状態からどう考えるか、のお話は、物事やれるように、願望を達成するためにどう向かい、どうするか、たいへん大きな学びとなりました。自分のいのちそのものである願望の達成のために、中途半端にしない、成すために続け忍耐が必要なことは肝に銘じます。

８月の終わりから９月に向かい、大いなる禊を経験させて頂きこれまでにない頭の変化、あらたなはじまりを感じます。尊いコンサート、講座を経験させて頂いた内面、不可能を可能にしていく生命を活かしていきます。

ありがとうございます。

天田敬子