KEIKO KOMA Webサロン

はじまり続けて


3月2日、いだきはじまりの日。迎賓館コンサートは中継にて参加させて頂きました。また3月初日の日にお茶室オープン、真におめでとうございます。最も日本的であり最も洗練された場が創られたことは自分自身の内面にも洗練していく柱が立ったように凛とするものが現れております。先生の表現、高麗さんの気づき、表現、そして創られるものは場は離れていても、同時に影響していることを今一度わかる時であり、この関係性のありがたさに自然と感謝の気持ちが湧いてきます。

迎賓館コンサートで先生からお話があった大学や教育の話は日本がどれだけ遅れたままでいるのかを改めてわかる機会となります。いだきが始まった35年前あたりでしょうか、それまでの科学の考えを乗り越え、さらには統合していく動きとしてニューサイエンスと言われる分野が注目されはじめていました。日本の科学の分野では少し訝しむような捉え方をされていましたが、世界のトップクラスの大学などでは真剣にその研究が続けられており、その応用が経営組織論などでもなされており、成果をあげていることを知りました。日本の教育は未だ旧態依然、機械工業的な発想から抜け出せておらず、多くの大企業でも行き詰まりの状況を現しはじめています。昨年の12月に宣言されたグレートターニングポイント、今まさに、その時を迎え、真に新しい日本を創っていくための動きの象徴がこの度のお茶室といえるのではないでしょうか。お茶室に象徴される人間としての精神性、そして修養されていく場。常に新しくはじまり続けていく、いだきの動きがさらに世界へ展開していく機運に充ちていることに大いなる希望を感じております。

これから一人一人、自分自身の生き方が問われる時であることを強く認識し、先生のメッセージにもありました、「日常の事、仕事等幸せに美しくある事で全て上手く運びます」を内面の糧として新たに生きて参ります。ありがとうございます。

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NPO高麗 迎賓館にて
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