KEIKO KOMA Webサロン

のびやかで美しい空間


今日も予想外のメッセージに驚き、心惹かれ始まりました。コンサートメッセージ第一部

「そらみつ」

「日本のことを考える時にとらわれるようにしてある言葉「そらみつ」大和にかかる枕詞、そらみつ「大和」に。。。「そらみつ」という言い方もあります。素晴らしいとか美しいとか、という意味とはまた違い今でいう神秘的とも当然違います。政争により本来の大和の姿は消されたのでしょう。ただ大和が大和ということだけだったらこれほどに心動かされることはないでしょう。人間性の最も中心なる生命の透明感のある「ちから」を感じるのです。」

第一音からのどかな大和の大地が心に浮かぶようなのびやかで平穏な音に心ひらき、緊張がとれ、あらわる広く、全てを受け容れてくださる空間に身を委ねました。演奏から心にイメージする大和の国の風景、日の光が見え、心身の緊張がほぐれていきます。敵対する意識が体に痛いのだと気づきます。最近は、ひたすらはたらけばよいと考え、動いていたので、このような意識があることも気づかずにいましたが、心身癒されていく音に、戦場から人間の生きていける国に戻ってこれたような気持ちになりました。ここでなら、人と争うこともなく、皆で力を合わせ助け合い生きていけると生命でわかります。胸の奥深くに音が届き、響き渡ります。音が、光の穴をみつけるようにし、トンネルを通り抜け、胸の奥深くに届いたのです。最も透明感あふれ、美しい光があらわれました。ここで聴こえる音はどこまでも美しくやさしく、神秘的な美しい光に包まれ、とても魅力的です。音が平面に聴こえる感覚は自分の感覚であり、最も美しい光で聴かせていただくと、空間とひとつである光の音と聴こえ、一点に聴こえる音ではなく、全体から生まれるようであり全体から生まれた光のようでもあります。美しい大和の国の空が見えました。その空の下で暮らしていけることは幸せなことと生命で感じました。いつも日本のことは、自分の内のこととしては感じられない感覚がありました。余所者の感覚となり、見て教えていただいていると感じ、日本の歴史は学ぶものとなっています。今日は、胸の奥深くまで光が貫通するようにし、届いたので、自分や他を見ることもなく、内で感じることができましたことが幸せでした。最も中心なる生命の透明感ある「ちから」というメッセージがとても心惹かれます。

第2部「まほろば」

「大和の国はまほろばといいます。「まほ」は真に秀でたという意味です。すぐれたよい所、国。人々はどのように生活し、働いていたのでしょう。子供達はこれ以上自由がないように遊び、自ずとこの地は人が人たることの、今でいう教育を自然から授かり、今我々がとてもイメージすることすらできない人間の生命のままにありました。美しいことはさらに美しく、強いことはさらに強く。さらに、さらに。。。ある時、忽然と消えました。そして今、よみがえり、はたらきかけます。」

「大和の国はまほろば」と聞くだけで、涙にじみます。今日のメッセージで教えていただきました人々の暮らし、子供達の様子を心に浮かべるだけで心ぬくもり、血が通う人間の暮らしと感激します。ところがある時、忽然消えたと読むだけで、全身鳥肌が立ち、悲しみが走ります。が、今よみがえり、はたらきかけます、とのメッセージに奇跡を見、生命喜び、この時を望み、待ちます。今日は、パイプオルガンの音も日本的と感じ、日本の本来の姿、美しいこと、強いこととはこのようなことと演奏により教えていただきました。2部も胸の奥深くにまで至るトンネルを通る音が響き渡り、最後は生命の深奥に届きました。それからは音は内面で鳴っています。目で見る意識はなくなり、起こる現象も見えることも内面で感じ、わかるようになりました。対象化し見る意識により、自分を疎外し、人と境ができ、どこまでいってもわかり合えない寂しさを感じることは、内面ですべてがわかるようになれば、なくなります。日本人は内面で全てをわかり生きていたのだと感じると、今日この日本の地にて「そらみつ」「まほろば」とのタイトルで表してくださる演奏をお聴きできることは確実に世界の平和を作るとはっきりと見えました。ここが生きる基本であり、はじまりです。ここを外しては、何をしても外側に持っていかれ、疎外されていくとわかりました。内面で全てをわかる感覚が人間には本来備わっているのだとわかります。以前卑弥呼の足跡をたどり、佐賀や奈良を先生と回りました。またなん度も行った奈良への道で国と聞くだけで号泣していたことが蘇ります。制作した映像作品には「大和は国のまほろば」という文字が入っていました。文字を読むだけで、胸の内でいいようのない感動に胸震えるのでした。今日、先生からのメッセージを読ませていただき、今までわからなかったことがわかり、生きる力となります。

コンサート前には、ニュースで少しですが、日本の歴史や政治の歴史を見、この世の中で生きることは虚しいだけであり、生きる意味がない寂しさを感じてしまい良い世界をつくる為だけにはたらくことが私の生きる意味と言い聞かせるようにし、襲ってくる虚しさに負けないようにしていました。人間の生きる世の中でない故と痛くわかりました。今日のメッセージで表現していただいた本来の大和の暮らし、はたらきが蘇ることが希望です。コンサートで経験させていただいた他者と自然の生命と堺なく、内面では全てひとつであり、のどかな美しい光に抱かれ、平穏に暮らしていけるならば生きていけます。癒された生命で、まずは経験した自分から今日の経験のままに生きるようにしていきたいです。ありがとうございます。

明日も府中の森でコンサートがございます。是非いらしてください。明日は六本木本社地下ギャラリーにて午後3時からビデオ講演会の公開収録をさせていただきます。

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結工房にて
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仙台 電力ホールにて
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レバノンより