どのような状況でも
東京に戻られてからのビデオ講演会をありがとうございます。東京での感染者数が更新され、混沌とした暗闇に飲まれそうになるような中、今日は伺いたいと生命が最優先して向かったビデオ講演会でした。緊急事態宣言が言われた先日は首を後ろからつかまれるような、下を向くよりなくなるような感覚となり、色々な矛盾やおかしさも同時に感じ、整理がつかない状況でした。そのような中で、高麗さんの輝きがあまりにまぶしく感じ、心に花が咲き、心が明るくなっていきます。ビデオ講演会では、高麗さんが本居宣長氏の本を読まれたこと、日本語のことをお話しくださり、現代は記号と化した言葉であることもよくわかり、お話を聞かせて戴いたり、先生のご紹介してくださった文学や古典にふれるとき、内面に力が蘇るように胸の内も喜びに満ちてまいります。京都での応用コースでお話してくださった、憲法のこと…GHQの統制前のことばを知るべく、深めていきたいです。地に埋もれたものも出てきたとのことで、年末の盛岡、年始の京都の催しと滞在時あまり眠れなかった理由もわかるようでした。高麗さんの即興詩は、世の乱れた状況が鎮まり何も無くなる…宇宙の生まれる3段階前の世界と感じ、生きていけると即興詩を聴いた後はただ未来へ向かうのみとなりました。
迎賓館のコンサートで先生が、これまでのごまかしや慣れたところでは通じない、もっと真剣に人生を考えないと、ということばが胸にあります。本音に向き合います。主体的に生きること考えます。コンサートはコンサートは開催する、参加する方向で、向かうこと。一番要の、先生の存在を伝えること、日本のみならず世界へ、と伺い、どんな反応あれ、必要な方はいらっしゃることは感じます。お声がけをしていくうちに意外な展開もあったりで、面白いです。動きを止められそうになるような状況もありますが、活動、仕事とどのような状況でも元気に動き、先を創るために臨むと明日の府中でのコンサート、大事な時と心糺して向かいます。