どう在るか
一昨日の雷雨、迎賓館コンサートを経て風も心地よくなりました。
迎賓館でのコンサートは、ライブ中継で聴かせて頂きました。移動しながらで、演奏もお話も集中して鮮明に聞けた訳ではないのですが、現状から解決に向かう体感で、心より感謝致します。
一昨日の雷雨中は、いつもお客様で一杯の飲食店にいて、思い出した事があります。東京で大雪警報だった日、ニュースで帰宅難民にならないよう早めの帰宅を促していて、キャンセルされるお客様がいくつかあり、よほどの場合はスタッフも早めに帰った方がよいかもと相談されていました。普段は予約で一杯で、なかなか入れないお店なので、そんな日こそお料理やサービスをゆっくり満喫できるかもと考えるお客様から次々電話がかかり、こんな日には自分達位しか居ないだろうと考えるお客様でいつのまにか満席でした。悪天候でも今とばかりに嬉々としていらっしゃるお客様のことをスタッフの方々と話しました。また私が勝手に雨やどりの店と言っている店など、天候が悪いほどお客様が入りやすいお店もあり、天候が悪いから人は来ないというのはない事を経験しています。
あるお店は私が知っている約10年の内だけでも、メインの料理長が5人は変わられたお店があります。自分のやり方が絶対という高圧的な不満の声がお客様にも聞こえてしまう時があり、そういうスタッフがいる時は、しばらくその店に行かない内にスタッフが代わっています。料理人やホールスタッフが様変わりしても、お客様は、その違いをも案外楽しまれておられることも経験しています。働く店で「美味しかった」「来てよかった」と感じて頂くと嬉しく、ちょっとした事で不快に帰られると、やはり何とかならないかと考えます。経営者の視点で取り組むか、雇われの使用人目線で取り組むかで、結果がまるで違うことも実感し、先生が雇われていてもアントレプレナーでと仰って下さっていること、実践していきます。
先生の焼かれた器に白いコーヒーの佇まいの御写真に、どうあるべきか在り方を伝えて頂きました。いつも中心を伝えて下さり、ありがとうございます。