KEIKO KOMA Webサロン

とても懐かしくて、とても恋しい


20日の三鷹でのコンサートは、全く未知の世界でありながら、とても懐かしくてとても恋しい感覚がありました。
これは何?この感じは何?・・とコンサートの間中、問い続けていました。
今にもそれが分かりそうで、でももう少しのところで未だ分からない、見えそうでまだ見えない、触れられそうでまだ触れられない・・そんなもどかしさがありながらも、心はまるく、満ち足りていて、幸福なのです。とても不思議な経験でした。
今まで聴いたことのないような大音響の只中で、ふと目を開いてステージのほうを見ると、演奏なさっている先生はとても静かであり、先生の周りの空間も澄み切っていて静けさに満ちていました。
コンサートが終わり外へ出ると、雲の切れ目から深い澄んだ夜空が広がっていました。
家に向かう道すがら、あちこちから虫の音が聞こえ、身の裡に今まで感じたことのない静けさがありました。
何かがこの身の裡に芽生え、開かれつつあります。
その何かをつかまず、固定せず、限定せず・・開かれていくままに表現し、はぐくみ、花ひらく時を未来に見ます。
ありがとうございます。

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巡り合わせ
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三鷹市芸術文化センター風のホールにて
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今日のマドレーヌ