たったひとつの愛
京都での素晴らしいコンサートを有難うございます。
「天佑神助」というメッセージをお聞きし調べるまでは漢字が分からないながらも、ピアノが始まると上へ上へと引き上げられ天と繋がる生命、日本の精神を体感し最も大事な所に戻れた安堵が広がりました。コロナの後に戦争が起き、普通に生きている様でもそれ以前の精神状態とは変わってしまったことに気がつく最近です。こんな体の状態で生きていてはいけなかったと自覚します。
日本はロシアとの戦時下にあってもリーダーは天佑神助を心に勝利したことを東郷平八郎のお言葉から今この時に知ることが出来ました。天佑を受けられるような人間の状態を問われ、敵も味方もどんどん糾されていきます。
二部では「雲を突き抜ける志」が一音目の始まる前から明らかになり、ピアノやパイプオルガンの音から更に明確になりました。
地面から巨木が天に向かって生え、柱となっている様子が見えます。
大きな志からしたら諦めなくても良い事をいつの間にか諦めていく事が限界を迎えました。この音の中でひとりひとりどう在るかが問われ、仕事以前のところにある志をこの度も了解しました。愛そのもの、世界を変える愛が活かされる以外には身も心も痛み志を無いようにしてただ仕事を一生懸命して生きている事になってしまいます。
他人を気にする事ではなく、この音の中で一人一人がどんな志を持っていのちを生きるかという事と経験させて頂きました。俗世という言葉をお聞きし俗世には生きる柱がなく地に足がついていないと異様な有様に気付きます。そして日本人の魂がないような日本人になってしまいました。
当時の東郷平八郎氏のように、この人がいなければ今の日本はなかったという人間がいだきしん先生や高麗さんである事がはっきりわかり、一人一人も戦える強い存在になって行く事を心します。
世界の状況を考えても、一人一人は天佑神助を受けられる命で生き生きと生きなければいけないと甚くわかるコンサートでした。いだきしん先生のお身体、お働きで皆や世界が良くなっていくことに甘んじず、志や真を生きるよりない時が始まりました。戦時中に生きた事は無いのに今のお姿を見ると戦時下で戦う命をそのまま体感します。日本人が日本人になり勝利していかなければいけないと志高く新たに生き始めました。
有難うございます。