それぞれの時間
東北センターでは先月から連続で、「あなたは控えめな性格ではない」「あなたは小動物のようにか弱くはない」と周りからいわゆる『ツッコミ』が入り、どちらも知っているつもりだったのですが、もしかしてまだまだ自分で認められていない、わからないところがあるのかなと、後からじわじわと感じてきます。どういうことなのかを直視して自分を発揮できるように変わって人の役に立っていくことをと考えます。東北センターでは『実存的に自分を気遣う』ということを教えていただきました。そもそもまず『実存的』という言葉がピンとこなかったので調べたところ、『独自な存在者として自己の存在に関心をもちつつ存在する人間の主体的なあり方。(デジタル大辞泉)』とのことです。今と先、特に先の未来の時間に対して『自分』に気遣い、現存在、ものごとをちゃんと考えられる人となっていく生きる基本をお聞きしました。先生のお母さまのお話、またビデオ講演会でのお話。自分の本当の気持ちとして言葉が生まれることの大切さ、自分から生まれる言葉でないと疎外されること。人はコントロールできる存在ではない、その自由さ、神秘的であることに、存在を尊重する在り方、美しさを経験します。実存に対する気遣い、先を見通すということを教えていただいてありがとうございました。