すべてを懸けて
2024年7月11日を永遠に忘れないでしょう。此の日、世界中の人々が、より豊かな人生を送りたいと何かを求め、訪れる京都にて、魂の深き御縁なくして集えぬ特別な場を次々と経験させていただき、今はまるで別次元に生きているようです。ごく普通に、この世の仕事や会話をしながら、解放された生命で自由に生きていけます奇跡の人生を、お一人でも多くの方へお伝えしたい気持ちが自然に生まれ、更に更にと溢れます。
ふと、いつからか時折見るようになった夢を思い出します。空を飛ぶ夢なのですが、地上からの浮力をコントロールしながら人力グライダーのようにルートを進みます。絶妙な高度があり、それを少しでも超えると宇宙へ投げ出され、地上へ戻れない、命懸けの飛行です。目覚めると、夢で良かったと何度も胸を撫で下ろしてきました。夢は見ておりませんが、今朝目覚めますと、視座がうんと上がり、自由自在に空間に在り、あの絶妙な高度を外れる恐怖が一切無くなっている感覚です。と同時に、完全に落ちてしまうギリギリの所から救出された感覚も明確にあります。
「幻のコグリョカフェ」は笑いが絶えないスタッフミーティングからはじまりました。たわいのない事も本質的で、最高に美味しいアイスコーヒー、高麗恵子さんと共に在りたい人と働かせていただける幸せ、何もかもが愉しいです。新作に鳥肌は立ちっぱなしでした。後の高麗さんの書き込みに、自分のこととして腑に落ちます。内面を正確に調べていただけるところは宇宙に此処だけよりありません。
京都コンサートホールのパイプオルガンの、特別な音色は毎回とても楽しみです。いだきしん先生はピアノのみならずパイプオルガンも、後にも先にも誰にも出せない音色を出されます。もう、何度も経験させていただいているホールですが、この度はじめて、金属製のパイプの内側に有る木製のパイプの存在に気が付きました。今まで調べもしなかったことが不思議でしたが帰宅後の検索を楽しみにしていました。そのパイプは竹製でありました。パイプオルガン、ピアノを通して、日本人であることをより深く自覚しました。宝の持ち腐れのように感じました。本来の男女を感じてならない即興演奏を可能にした7,155本のパイプ一本一本が、ただの物ではない、と容易にわかります。先生の御手にかかれば一本一本かけがえのない生命とし生き、鳴っていないパイプまでもが存在あらわせる絶好の機会でありハーモニーです。生き方のヒントを得ます。第一部を通しての体感は初めてづくしでした。此の経験なくして目覚める事もない新たなる感覚に出会えて幸せです。第二部のコンサートメッセージにも深く頷き、後の高麗さんの書き込みからも大変助けられ感謝申し上げます。元なる元、更なる元への旅路を抜けると、いつしか、いだきしん先生の存在より感じない、圧倒的な畏怖を抱く世界の中にありました。幸せという言葉では到底足りません。
係りをさせていただきましたので最後列に座らせていただいた瞬間考えましたことは動員です。ちょうど14年前、京都に骨をうずめるつもりでという本音から移住してきました。どこも特別なホールでありコンサートですが、世界中から「いだきしんコンサート」の為に京都を訪れてもおかしくない「時」であります。必ず満席にという気持ちを実現してまいります。
麗しい高麗恵子さんのお姿、輝く笑顔は世界を変えています。狂おしいばかりに平和を希求するエネルギーを、生きることで増幅させ、愛を実現して参ります。
最後まで皆で声かけさせていただきました「シリア上映会」。予定変更で参加を次々決めて下さる瞬間瞬間はかけがえのないよろこびでした。いつか、人類最高の未来を皆で創造した映画が出来ますようにと心より願い、参加させていただきます。
山の鳥たちもとても元気です。
いつも、常に、いのちがけで、危機を御救い下さり、真にありがとうございます。