すべての人、存在と共に生きる生命
第一部「天地正大」
暑い最中です。熱中症対策も必要でしょう。
否定はしませんが暑いよりもノイローゼになりそうです。
一番肝心な自然の大いなるはたらき、恵みを
身に受けていることも忘れ健康障害をおこしかねません。
何よりも人生を見失ってしまいます。
国家存亡の機は気づくはずもないでしょう。
充分に天地の恵みを受け容れ、受け取って下さい。
第二部「道標」
充分に天地の恵みを受け容れ身についたとして、
それだけで間違いなく進むことはできないでしょう。
要がしっかりしていても存亡の機に見舞われます。
確かなみちしるべが必要です。
例えば、言葉で愛というのが一番危険になりうるのはどうしてでしょう。
愛を感情で受け取った瞬間に堕ちます。
愛は無用の長物であるわけがありません。
愛こそが天地の普遍的原理であり、
この地球上で人間によって実現する中心のことです。
正しく進むための「道標」です。
暑い暑いと言い、一番肝心な自然のはたらきかけ、恵みを身に受けていることも忘れ。。。とのメッセージを心にしました。ピアノ演奏はどこか懐かしく、遠い昔の温もりを感じました。とても美しい一音一音に次元が変わっていくことを体感します。水面に光が注がれ水面がキラキラと輝く光景が見える音の連続でした。どこまでも清らかで神聖なる音と共に、先生の奥様晴美様が現れ、共に生きることを教えてくださいました。その在り方は、心配など何の役にも立たないことが歴然とわかりました。人間は共に生きる存在と生命でわかり、胸の奥深くから涙が込み上げました。生命やさしい感覚に包まれ、すこやかでやすらぎました。たくさんの働きかけを受け生きる生命とわかります。一人で生きている生命ではなく、自然の中で生命ある存在と共に生きる生命です。第2部では愛を経験することの連続でした。全体とひとつに生きることが愛とわかり、一つの世界より見えない状態や、そこだけでとどまることなど愛とは無縁であるとわかります。世俗の男女に見られる所有関係も愛とは無縁であるとはっきりとわかる経験をさせていただきました。愛に生きる人が一人、二人と集まり、自然に人が集い、愛の世界に溶け込んでいく光景が見えました。愛があれば誰もが生きていけることを演奏から見える光景で教えられました。愛に生きれば世界は平和になると見えます。道標は愛とわかります。最後には「幸せのベル」の音が聞こえました。愛に生き、幸せに生きることを祝福するベルの音でした。アンコールでは心の底から世界中の人と共にこの経験をしたいと望みました。パレスチナの飢餓によりガリガリに痩せた子供の顔を見た時には一瞬にし、胸の内は涙でいっぱいとなりました。こんなことがなくなり、人間とし生まれ、誰もがすこやかに生きていける世界を作りたいと切望します。今日のコンサートで愛の国創りのプロセスを経験させていただき、学びました。自然のはたらきかけを身に受けると同時にたくさんの魂のはたらきかけ、存在からのはたらきかけを身に受けていることを感じ、感謝よりありません。世界中の母の悲しみを感じた時、高句麗建国の王の母、柳花様の魂まで遡り、子と今生の別れとなった悲しみは今日の演奏にあらわれた愛の世界に溶け込み報われたと感じます。
愛に生きれば自然と人が集い生きる場が広がります。愛に生きていることが愛の国創りです。どこまでも美しく清らかな先生のピアノの音がずっと心に在り続けます。ピアノの一音一音は愛でした。ウクライナの方も皆様大変感動し、喜んでおられました。今日もかけがえのない経験をさせていただき、ありがとうございます。