すべてが生きられる世界

三鷹の地でのコンサート、そして二夜連続のコンサートの貴重な機会を、まことにありがとうございます。

府中のコンサートでは自分だけではない人間全部、これまで生きた生命も植物も生き物もひとつに生きる未来。先生が拓き続けて下さっている、はかりしれない宇宙、おおいなる存在ひとつに向かう未来に希望湧きました。受けたことはありませんが手術でもしたかのように、枠にはまった硬い頭は吹き飛んだようでした。
衝撃の続くままに向かった三鷹コンサートの第一部、「whole」とのメッセージ、病気、健康のこと、あらためて受けとめ、一音一音を一身に聴きました。例外なく皆いずれは病気になり衰える世の中の人に対して仕事をし、では自分はほんとうに「健康」に生きる在り方をわかっているのか。運命を解決して頂いた生命であり、先生のコンサート、講座で経験させて頂くことが、解決であり、道です。たいへん心地よく、大きなどこまでも広い空間。やさしくあたたかく包まれ、一時間足らずとはおもえないほど、長い永い時間、さらに時間もない、すべてが生きられる世界と感じました。「whole」「全体」をよくわかっていきたく、経験を深めていきます。
二部、心身に響く先生の音のなかに、時折立てられる雑音へ瞬間意識がいく状態をたてなおしながらも、ずっと一貫しはたらき続けておられる先生のお姿に、自分自身も揺るがないことを心します。「おもてにあらわれる真」とのメッセージがうちにあり、よけいなものはなくなり、只々、響き渡る空間とひとつでした。アンコールの渾身の演奏に、力漲り、涙あふれました。
この経験のままに生きてはたらくこと、早く身に着けていきます。
大事な2日間を、心よりありがとうございます。
天田敬子