しめ飾り

ベランダのスミレが咲きました。冬の風をうけ、小さく濃い紫のその姿は可憐でいながらとても力強いです。

今日は新しい年を迎えるためのしめ飾りを作りました。稲藁から自分で縄をないます。三縄のぬい方で根元からきっちりぬっていきます。良い年が来ますよう、真剣で集中する祈りの時間です。それを輪にアレンジし、松や紅白の水引などをつけました。何年も前に、生死の境を乗り越える大病をした友人に差し上げたところ「嬉しい、縁起がいい、なんだか良いことがありそうな気がする」と喜んでもらったので毎年届けています。今年は良い香りがすると言ってくれました。稲藁の匂いなのかどうなのかですが、とても良い香りがするのだそうです。昨日の大イベントの後なので、なおさらの良い香りを届けたられたのかもしれないと感じます。感謝と、そしてみんなが健康で幸せにとの思い、歳神様をお迎えする神聖な気持ちの表われ。こういった風習があるということがとても豊かです。
その後はこども食堂でクリスマスのお食事をみんなで楽しみました。この日のために考えてくれたメニューを、いつもより時間をかけてみんなで作りましたが、とても美味しいと笑顔があふれました。ボランティアで電子ピアノを弾いて下さったピアノの先生ご夫妻の楽しい演奏で大盛り上がりでした。この笑顔が来年も続きますようにと願います。

高麗さんのビデオ講演会を聞かせていただき、昨日の経験がまたあらたになります。いつもありがとうございます。
後藤美香