これから
遅くなってしまいましたが昨日はじめて新生akiraにお伺いさせていただきました。水色のマーブリングカーテンが素敵なカフェは、通りかかったら誰でも気になり、一度はドアを開けてみたいと感じるでしょう。じっさいドアを開けて年配の女性の方がひとり入って来られました。あいにく店内にスタッフの方がいらっしゃらなく、厨房でも後ろ向きの姿で働いていらっしゃるタイミングだったのでその方はすぐに出ていかれてしまいました。思わず勿体無かったね〜と友達と口走りましたが、お客さま相手の仕事はタイミングがあり難しいのはうちの焼き鳥店でも経験するところです。混んでいる時のタイミングに合ってしまい、予約もないお客さまは、それが2〜3回続くと来てくれなくなるのをを経験します。今はまだ体が資本で店をやれていても、店を継ぐ人がいないので、店がやれない状況が来た時には私が働くという気持ちはあるのですが、焼き鳥店は無理なので他にやれることを考えるのです。いずれにしろ後継者を育てられないという状況が経営者としての能力を問われているのが現実です。経営に少しでも携わっているのにこんなことを言っては、と思うのですが、それにしても毎日同じことをしてお金を稼げるということが凄いと思うのです。やっぱりそこにお客さんのためという本質がないことには毎日暑いことこの上ない炭火の上で焼き鳥を焼き続けられるものではないはずと。仕事と本質、、マーブリングカーテンのタペストリーが来たら、その空間で、何か今までにない発想が生まれたら、、、、六本木の本社の地下はまさに宇宙空間でした。空間演出は自分で創ることもできるのですがでもそこには高麗さんの作品が不可欠です。地下のギャラリーで神秘的に光るネックレスの輝きにも魅せられました。猛暑の夏から台風の季節、9月となりました。台風は店にとって大打撃なので毎回天気予報とにらめっこですが、9月の要の高句麗伝説に向かう流れのなかで明日はヤマハのコンサートです。出会いは一度きりのコンサートです。