これから。
消費税が10%になる10月の前に、5月は会社によっては10連休になると言われている大型連休を控え、サラリーマンのお客様がほとんどのやきとり店の当店は、土日は経営的には厳しいので、今から覚悟が必要です。他に打つ手立ては考えられないなか、今、まかない作りと、店の掃除を、週に4回〜3回くらい私が担当することになり、経営としては時給アルバイトの人件費が少しでも少なくなることと、健康面も考えて、今はこれが最善ではと考えます。やきとりに出会う前はずっと自由業と言われる分野で生きて来たので、会社に管理されるということはない人生でしたが、ボーナスも退職金とも無縁なので、自分たちでお金を稼ぎ出すことしか生きる道はなし、という中、ある日突然、店を経営してみないか、という話が持ち上がり、すでにやきとりという道を見出していたことから個人店を経営する巡りになりました。東京オリンピックまではという目標が最初の目標でしたが、100歳は当たり前の時代になり、すでにオリンピックはもう目の前です。日本も世界も、人類も、生き延びられるかどうかの瀬戸際の中、人が来てくれて初めて商売ができる個人店は、店の味も当然大事ですが、人として、カウンター席でいつもお客様の目に触れながらの仕事は、人としてどうなのか、一番そこがお客様との繋がりになっています。暗いことが多くなったとき、くつろげる暖かい雰囲気があれば、それがたとえひと時であっても、安らげる場であれるように、目指すところは、あたたかな空間を作っていけるように、今年は未だ豊富も目標も見えなかったのですが、人としても、仕事も、あたたかな空間と場が生まれていくようにしていこうという気持ちがあるのを今自分のなかで確認します。