この時が永遠
多賀城にて国創り行商に参加させて頂きました。
行商に参加するにあたって、どうやって販売しようか?と考えていたところ、家族から「これ使えばいいよ」と、乳母車を提案され?これで行くと決まりました。だいぶ前に娘がネットで探して購入した乳母車で、自分の商品をレイアウトして販売しようとしていたものです。娘も快諾?。乳母車に看板を貼り、本音で生きて下さいの本のチラシを貼り準備を進めるときから嬉しくて仕方ないのです。
当日、多賀城の和歌珈琲前の駐車場に集い、高麗さんが登場され皆さんと準備し、発酵玄米のおにぎりとコーヒーを頂きスタートした行商です。場が変わり光輝く空間が立ち上がります。さてと、車から乳母車を降ろしセッティングしていると、高麗さんが乳母車を見て大笑いしながら「これで行くの?これに乗ってみたい➰?」とおっしゃって、みなさん面白がっていました。スタートすると、砂利道や坂道、カーブも多くなかなか進まない乳母車行商でしたが、ミニサウンドシステムを仕込んでいましたので、サウンドを聴きながら歩き、一軒一軒行商して歩く事はとても楽しかったです。訪問して断られても笑顔で「ありがとうございます。また来ますね!」と会話になる事も嬉しく、道行く小学生たちとも会話になり、展示会やコンサートのチラシを手渡ししたり、どなたにも自然に挨拶しながら案内してゆきました。何だろう?と乳母車を覗き込んで下さると、サウンドが流れていて本やコーヒーやパンを手にとってくださる方もいて、自然に会話が生まれます。こうやって、どなたにでも高麗さんの作品や講演会、いだきしん先生のコンサートに繋がる案内をして歩けることは、喜びでしかありません。高麗さんおられる拠点にそろそろもどろうかと信号待ちをしていたら、向こうから信号を渡ってこられた女性と目が会い同時に笑顔になり、乳母車を覗きこんで下さいました。コーヒーを購入され『ほんとうに「本音で生きる」事は大事なんだよね』とおっしゃり、これまでの人生の事、津波で親友を亡くされた事を話して下さいました。是非高麗さんに会って頂きたくご案内しましたが、時間があったらねと行ってしまいました。そして今度会う人は、やはり目が合い挨拶しただけで、コーヒーを購入くださるのです。立ち話で高麗さん、先生に繋がる案内をすると「私、初対面で会った人とこんなに話したのはじめて」とおっしゃいます。チラシや名刺をお渡ししましたが、地元の和歌珈琲さんの話しをするとみなさん知っていて、よりいだきに繋がる道がある事が有難く感じました。乳母車を押して拠点に戻ると、高麗さんが笑って迎えて下さり、私も第一声で「楽しかった➰➰っ」と大笑いしていました。
高麗さんの心遣いで、カキ氷を頂き、克哲さんの夕食会までご準備下さり、みなさんと集いミーティングする経験は、五女山上での暮らしのように感じました。大好きな王の元集い、石垣を並べる人、衣服を工夫する人、お掃除する人、王や仲間のために食事を工夫し生きる人、それぞれがそれぞれの資質で生きて、寒い日は肩寄せ合い生きた人たちとも重なって感じられます。東明王様の国創りもきっとこうだったんだろうと「ぬくもり 愛」を経験させて頂きました。
2日目、展示会場に次元を超えた空間が立ち上がると身体の中から元気が湧いてきます。ふっと思いつくままにお電話したり訪問して、高麗さんに出会って頂く動きに撤しました。前日横断歩道でで会った女性を講演会にお連れしたら、最初は様子を伺いキョロキョロしていたのに、高麗さんの話しに「うーーーん。」と何度も声を出して頷いていて急にノートとペンを取り出してメモをとって聴いておられました。6/23のコンサートに来る事、連れて来たい家族がいるとおっしゃいました。和歌珈琲さんにも行くと喜んで帰って行かれました。
一見、自分は行かない、、、ような反応をされても、実は行きたい方がほとんどだと感じます。何とか高麗さんにお会いする機会ができれば、一気にガードが解けるように感じます。
東北での行商活動を通して感じる事、次回への改善点、日々の在り方も自ずと決まって来ます。東京でも乳母車を押して行商してみます。
とても貴重で有り難く、そして何より楽しい活動でした。ありがとうございます。