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ことばのちから


昨日の京都での応用コースと存在論をありがとうございました。

応用コースでは、人間は自然をコントロールできないという点では、昔から何一つ変わっておらず、人類が危機にある今、生き延びる強さを身につけることが必要であると理解しました。そのための鍵がことばと発声時の音であり、音の響き(倍音)や、一番大事なことを表現して生きていければ良いというお話がとても印象的でした。とくに、人間の進化に大きな変化をもたらしたことばが人間の生命の中にあること、地球環境が人間の生命であるというお話しから、「地球環境の一部である人間の生命から発せられることばには、計り知れない力があるのではないか」と推測しました。

存在論では、上述の人間の変わらぬ状態が「始原」と表現されることがわかりました。そして、危機を乗り越えるためには、頭の中の「信仰」を取り払い、現体制の中で起きている現状を正しく理解し、能力を上げることで強くなることが重要であることを再確認しました。そのためには、理念を明確にすることに加え、資本主義を正しく理解することが課題であると感じ、まずはこれまで着手に踏み切れなかった資本論の第一巻を読み始めることを決意いたしました。なお、医者として開業することで、探求活動の継続を可能とするポジションを築いた本居宣長のお話しからは、現体制の市場において、なかなかお金になりにくい環境問題をビジネスとして取り扱う場合の参考にならないだろうかと、新たな問いを頂きました。

ありがとうございます。

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蕾が花開く
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