こころ
昨日のジェンダー講座のお話は衝撃でした。男女の関係の日本の現状を、先生のお言葉からお聞きし、日本の未来は暗い、と愕然としましたが、先生が表現されることにより、改善に向かっていけることは希望です。そのために、ジェンダー講座が開催されるのだと、心新たに認識します。せっかくこの世には男と女がいるのだから、内面の美しいところで出会い、豊かな関係を築いていく人生でなければ、もったいないと感じます。またジェンダー講座で真実を知り、コンサートを人にご案内する気持ちが全く変わってしまった今日です。いつもはできませんが、今日は仕事を昼過ぎに終えた足で電車を乗り継ぎ、三鷹の地に入りました。家の庭先に咲くチューリップや雪柳、クリスマスローズ、など、咲いている姿の可憐さに心なごみ、飛び込む訪問させていただく家もありました。あるところでは、インターホーンには奥様がでられ、ではポストに。。で終わったのでその場所から立ち去ろうとすると、あれれ? ご主人が表に先に出てこられ、ご挨拶し、チラシをお渡しすると目の前で読んでおられるところに、奥様が後から出てこられ、私と出会っているご主人を遮るようにし、たしなめられるのです。夫婦の関係はどうなっているのかな?と感じます。けれど、ご主人が先に出てこられ、私は嬉しくなりました。人間はこのような世の中でも、明るい方向へ動きたいのだと感じます。あるお店では、毎度、チラシをいただいています、と言われるところがあれば、また、そのお隣のお店では、一度ももらったことありません、と言われ、コンサートのご案内をします。ジェンダー講座でも先生のお話にありましたが、アメリカの心理学者のカール・ロジャースのカウンセリングのお話で、クライアント中心であると、一見よさそうに聞こえ、自分も学んだことがありましたので、クライアント中心でそれでいいのだと思っていたのですが、先生は、クライアント中心である、と、カールロジャースはジャッジしていると、おっしゃられましたことに、ショックを受けました。当たり前にしていたことの深層部を突かれ、守っている何かが壊れていくように感じました。個人の単なる好き嫌いで物事の良し悪しをいつのまにかジャッジして生き方を狭くしている自分に気づきます。コンサートをご案内しているときに、仕事においても好きな人苦手な人と何かとジャッジして分けている意識があることに気がつきました。ジャッジすると、自分もジャッジされるのかな?とも感じながら道を歩いていました。どこにでも男と女はおり、いないところはひとつもなく、人間である限り、どのような状況であっても、物事をジャッジする自分の心を人間としなにもない純粋な状態に洗いなおさなければいけない、と感じた三鷹の道です。ありがとうございます。