こころ

毎日早朝に散歩をし朝日を浴びます。昨日も近所のお稲荷さんに立ち寄ったたところいつもは開いていない正面の扉が開いており、雪洞がともり、鏡が見えました。初めて開いているところをみましたのでお参りしながらゆっくり見ていると、おばあさんがいらっしゃり、重箱にお赤飯と油揚げをお持ちでした。よく見ると神社には朱塗りのお盆にお赤飯のおむすびや油揚げが供えてありました。不思議そうに見ていた私に「今日は初午なんですよ。お参りされてえらいですね」と話しかけてくださいました。そこから初午についてお話をうかがい、お供えされる姿をみていましたら「お会いできるならもっとお赤飯を持ってくればよかったわね」とおっしゃってくださいました。お礼を申し上げ、散歩を続けたのですが、こころが温かくてなぜか歩きながら涙がぽろぽろ止まりませんでした。
私はいつも先生や高麗さんはじめ周りの方に支えていただき助けられ生きていますが、世の中にはそのような支えがなく、一人で苦しみ光を見いだせずいらっしゃる方々がいること、この瞬間にもそうだろうと感じ、こんなこころ通う温かさがあれば人は生きていけるのにと涙がとまらなかったのです。身からあふれる思いです。
人は人に希望、光見出し、光ある人が創る光あふれる物にも希望見出し、生きていけるのだと感じます。こころ通う世界を創りたい。
高く目標をかかげ、能力をあげ生きていきたいと思います。新型コロナについても、科学的事実に基づき書かれた書物などを読み、恐れることはなくなりました。正しく理解し、正しく恐れ対応していきます。
フロー状態と高い目標は未来へ前進するのに今まさに必要と感じます。本日のコンサートも楽しみです。どうぞよろしくお願いいたします。後藤美香