ここから、また
東京に戻り、やわらかな太陽の光が差し込む朝を迎えています。ほんの数日間のことでしたが、東北で過ごした時間はとても濃密で、心に深く刻まれる日々となりました。
東日本大震災が起こった3月11日には、仙台で開催された「出会いの一日」に参加させていただきました。山田町で演奏された、いだきしん先生のやさしい音色が胸に深く染み渡り、高麗さんのお姿と語りは、胸の奥に語りかけてくるように感じられました。その瞬間、人との出会い、生きる意味を改めて見つめ直していたように思います。今もなお、自分の中で整理のつかないことや、答えの見えないことがあるのも事実ですが、前へと進む道を選びたいと感じています。東京に戻り、いつもの日常にほっとする気持ちがある一方で、日常に戻ったからこそ見えてくるもの、感じられるものがあり、ここからまた、新たなはじまりを受けとめながら、今日という日を過ごしていきます。今日もまた、良い出会いがある事を願う気持ちです。今日もどうぞよろしくお願い致します。ありがとうございます。