お茶室
お茶室にお招き下さり誠にありがとうございました。高麗さんの笑顔のお出迎えに温もりを感じ、床の間にある先生の書かれた「高麗」の書が胸に飛び込み、器の存在感に圧倒されました。さりげなく飾られた花々、器、御写真、そして高麗さんの書。マーブリングのカーテンから見える風景等々、全てが心地良く安らぎました。お茶室のにじり口から入って見た光景は、満面の笑みでお迎えくださる高麗さんがおられる明るくひろい空間でした。柄杓に御釜で沸かしたお湯を入れて、点てて下さった先生焙煎のコーヒーは、極上。「魂」のお軸と器、お花、桜の木の柱、、、窓から注がれる光、見える光景、高麗さんのお話、全てが調和がとれていると感じ、魂が洗い流されるようでした。皆さんもお茶室に入る前と後では、表現が適切ではないかもしれませんがお風呂上がりのようでした。その後、先生を交えた広間でコーヒーとお菓子を二回いただきましたが、お茶室でいただいたコーヒーを含め、コーヒーのフルコースを戴いたようでした。ありがとうございます。
比叡山のお茶室は魂の帰る場所と感じました。お茶室での経験はまた伺えるように仕事をしようという励みになりました。ありがとうございました。
塚崎知美