お世話になってます

実は高句麗伝説の後、すっかり頭がすっとんで
曜日がわからなくなっていました。
曜日を忘れて仕事に穴が開きそうになって
他の事業所さんが連絡をくれてなんとか危ないところを通過でき、
感謝するよりなかったです。

自分はやっぱり「忘れる」ということしてるんだ、と考えざるを得なくて、講座を受けたときベビーシッターの人に曜日を忘れられてYKヒルズの玄関まで行ったのに講座が受けられないことがあったけれど、あれは自分が人のことを忘れるという因縁のせいだったのかと、やっと自覚できました。自分が他者のことを忘れているということを教えていただいたのでした。(松下幸之助さんのお弟子さん（PHP社長）の話も思い出し身に染みます。ＰＨＰ代表に、君のところは社員何人になったと幸之助さんが尋ね　２５０人ですと応えたら幸之助さんは「１０００人かあ」と答え、何度２５０人と訂正しても「１０００人」と答えられるのでダメ押ししたら、幸之助さんんは真顔で「君は社員のことを考えんのか」と言われて絶句したとのこと。幸之助さんは一人の社員の向こうに３人の家族を想定していたのでしたが、その話がよりリアルに自分事で迫ります。自分の事だけで生きてるって、人のこと忘れているのでした）

その夜は夜勤中に、社員ヘルパーの家族がコロナになって翌日のケア出れないと連絡あり。
夜中に他の事業所さんへの連絡は取れず、ただでさえ重度訪問は代打が見つかりにくいので　
自分が夜勤明け直行で昼間の人の代打に出るしかなく、
翌朝の朝9時過ぎを待って、ケアしながらあらためてあちこちの事業所に連絡。
ケアマネさんが代打を探してくれると言ってくれて、今日の分だけはようやく昼頃代打の助っ人見つけてくれて感謝です。
いろんな用事キャンセルして、事務所に帰ると社員の人も陽性判定になったと連絡あり。
がっくりして疲労感に襲われました。
自宅に帰る道はだるかったけれど、
「光の風」と心でつぶやくと　すこし軽くなり（というか何もなくなる）、
なぜか葛飾北斎が脳卒中の後　山歩きして後遺症を直してしまったこと思い出して励まされたり、
一度だけ習った仕舞のすり足を思い出して少しシャキッとしたり　
そんなこんなが頭をめぐりながら、
家までたどり着きました。
家に帰って夕飯作る気ないと言ったら娘がウルトラマンの故郷の福島の麺を茹でてくれて、
その姿を　床にひっくり返りながら眺めていたら　
なんだか存在するっていいなあ　と　そんな気持ちが湧きました。
そのあと会社の社長に連絡すると、
コロナになった人は仕事休み中の事だったので（他事業所さんや利用者さんには接触していないので）　
それに関しては「よかったねー」と心から言ってくださり　ほっとしてきました。
いろんな人がいていろんな人が存在するっていいな　と　想える本日でした。
たくさんの人にお世話になり生きています。ありがとうございます。