おおいなる存在あらわる世界で生きる生命の中心
安倍元総理の葬儀の報道を見ているうちには、涙いっぱいとなってしまい、外へ出ても、街全体が沈んでいるように見え、感じ、言葉に言い表しようのない不安が胸にたち込めてくるのでした。先生のコンサートが救いです。開場し、皆様をお迎えさせていただくと、胸の空洞はありませんでした。先生のコンサートを開催する場は、空間がまるで違うことを改めて身に染み感じました。
メッセージ第一部「愛の発露」
「社会の底が抜け落ち、行き場のないような事件、日常的な虚無感、ただ社会ではたらくことの辛いこと等々が、思考停止の様相を帯びています。多くの事件、あるいは戦争を起こす大義といわれるものの中の虚構を見るにつけ、愛を無視し、忘れてしまったかのように振る舞っています。無視して忘れても、人間は人間であるということは、心身の中心に「愛」のエネルギーがあります。愛は愛が遠回りしているような感覚、あるいは、意にも介さない状態は、今日を生きて明日につながるということはありえません。言葉にすると、やたらに面倒なようですが、生きていくちからが自ずと湧いてくるのは「愛の発露」があってこそです。ただひたすら頑張ってもちからは湧いてきません。「愛の発露」がいかに重要かおわかりになるでしょう。」
第一音から別次元、別世界に飛翔し、生きている場も空間も変わりました。ここが人間の生命が生きる場であり空間です。先生の音は力強く、ダイナミックなエネルギーに満ち、何でもやれる力にあふれています。この世にはこの力強いエネルギーを感じるところはどこにもありません。この世は地に落ちてしまっていると最近は明らかに見えてしまうのです。地に落ちたところからは力は生まれません。メッセージの表現「社会の底が抜け落ち、行き場のないような事件、日常的な虚無感、ただ社会ではたらくことの辛いこと等々は思考停止の様相を帯びています。」あの事件後に感じる空気を的確に表していただき、頭が整理でき、思考停止から抜け出せます。先生が演奏してくださる場に身を置かせていただくだけで、すぐに抜け出していけます。私はたくさんの方々を先生にお繋ぎしなくてはいけないと心より感じました。ここに身を置くだけで人間となれるのです。「心身の中心に「愛」のエネルギーがあります」との表現が生命の中心に光が注がれたように的にはまります。この世で感じるエネルギーとはまるで違うエネルギーに触れ、生命がおおいなる存在に抱かれているようです。ここでより生きていけない人間であると生命染みわかります。多くの方々に御経験いただけますように働くことが私の生きる意味でありやるべきこととは生命をもってわかります。
第2部「愛のリズム」
「リズムが合わないままの愛というのは、成立するのでしょうか。誰かがリズムを主導してそれに追随するのは愛になるのでしょうか。一緒に狂わないようにして、あわせることに一生懸命で、たとえあったとしてもすぐにはずれます。お互いにうまく合わせているように見えても、生命の鼓動、すなわちリズムはとてもいびつになっていき、これが日常だとすれば、楽しいこと、幸せなことからどんどん遠のいていきます。各々の生命には生命のリズムがあり、他の生命のリズムとあうことによって愛が実感できます。ほんの短い時間ですが、相互に生命のリズムがあうことを願います。よく内面をお感じになるようにしていただければありがたいです。」
先日の三鷹でのコンサートでは地が解放され、生命が生きる場が変わりました。今日は頭が解放されました。天のはるかかなたと通じる一筋の光につながるまで、頭が塞がっていることを自覚しました。未来へ向かい働いていない頭を認識し、痛みまでしました。天が解放され、はるか彼方に通じる頭となりました。この世の作られた権力、地位、名誉、資格、価値があるもののように作られたものは崩壊し、地に落ちていく様が見えます。作り物は崩壊し、ここが人間の生きる真の世界であることに気づけば生きていけるのです。過去にしばられ生きていると地に落ちます。終わるよりなくなることが見えます。先生が表現してくださる世界は人間とし生きていける世界であります。未来へ向かい生きる生命を取り戻しました。「各々の生命にはリズムがあり、他の生命のリズムとあうことによって愛が実感できます」とは素晴らしいと感じ、喜びました。私は手拍子を打つ時、他の人とまるで違うのです。リズム感はないと感じていましたが、もともと正しいリズムとはあるのだろうかと考えていました。各々の生命にはリズムがあるとのメッセージをお聞きし、とてもうれしく感じました。他の生命のリズムとあうことによって愛が実感できるとは素晴らしいです。コンサート中は経験させていただいています。愛に満ちています。空間にはおおいなる存在があらわれています。私がどこまでも澄んだ深い蒼と表現する存在が空間いっぱいに現れています。おおいなる存在あらわる世界で生きる生命の中心が決まりました。この世につかっていては死にたくなるだけと甚く感じています。虚無感に襲われます。この世は霊界により作られた世界と最近は鮮明に見えるのです。作り物の世界は崩壊するのです。おおいなる存在あらわる世界で生きる生命の中心がなければ生きていけないと身に染みます。先生のコンサートによってより生命で中心がわかることはできません。多くの方々に御経験いただけますように動いていきたい気持ちばかりが生まれます。まずは自分がおおいなる存在あらわる世界で生き、コンサート会場であらわる空間が広がりますように生きていきます。沈む日本全体が引き上げられたと感じることができ、生命の感覚も状態も変わることができ、助かりました。明日は三鷹公会堂の光ホールでのコンサートです。会場をお間違えなくご無事にお越しください。日本の一大事の時、御身をお運びいただき、人間が生きていける世界を皆様にご体感いただけますことを願います。明日もお待ちしています。ありがとうございます。