いまを生きる
東京に戻り朝の通勤電車に揺られていたら「つまらない」と聞こえました。はっとしました。私というより周りの状態でもあると気づきます。東京では数えきれないほどコンサートを開催しているに、人の状態は大変です。もしコンサートがなかったらと考えると恐ろしいです。人の数が多いほど環境となり影響されてしまうのなら、生きる力のコンサート経験者が多くなれば社会が変わると教えて頂いたと受けとめました。ニュースを観る度に、世界中が大変不安定な緊張関係にあり、経済も大変な状況である事が強く伝わってきます。高知での楠木の下、キラキラした木漏れ日の中のひと時は生涯忘れられない経験となり、京都幻のコグリョカフェにていただきましたメッセージと共に、これからの人生を進んで参ります。
昨夜、ヨルダンの「高句麗伝説」に参加した時の事を思い出しました。当時私はお手伝いをさせていただいておりましたので、舞台袖に近いところから参加しておりました。会場には警備隊の方々が大きなショルダータイプの銃を持ち、舞台のあちらこちらに配置されていました。開演中に目の前に居た兵士がふっと肩から銃を降ろし、くい入るように「高句麗伝説」の舞台を見つめる眼差しとその光景に、世界の平和への道がここにある!と魂が震えたあの一瞬の経験が蘇りました。世界中の大切な生命がこれ以上犠牲にならない世界となりますようにと願い、11月1日新宿の「高句麗伝説」に向かいます。以前にも増して大変な緊張が蔓延している世界中にいま必要な貴重なコンサートです。一人でも多の方にご経験いただけるよう向かいます。
ありがとうございます。