いのりの日々
おはようございます。今日は今年初めて鶯の声を聴きました。まだ慣れていないのか、ホーホケキョがたどたどしくも愛らしくしばらく聞きほれました。静かに鶯の鳴き声を聴きながらも今この瞬間にも世界では戦争が起こっており、逃げ惑う人たちがいる。昨日は東京大空襲、そして本日は東日本大震災の日。祈りの日々です。一晩で10万人以上の人々が亡くなった東京大空襲では、祖父と叔父が亡くなりました。子供たちと疎開していた祖母が、二人を心配し探し回り、やがて家があったであろう場所に戻った時は、その場所は誰かの物とされており二度と東京へ戻ることはできませんでした。戦争は母の生活、運命を変えました。兄弟が多く、母よりも幼い妹や弟がいた母は、小学校卒業もそこそこに働くことになりました。結果、今の私がここにいることになるのですが、どれほどの苦労であっただろうと思います。ウクライナでも同様なことが起こっている。戦争は今も幼い母のような子供たちを生み出しているのです。幼いこころに刻まれる不安や恐怖を思うといたたまれない思いです。今生きる私たちは、神の、神々のはたらきかけを全身で受け容れ、未来に活かして生きていくことしかないと考えます。私たちは神々のはたらきかけを身体という器で受け容れることができ、そのエネルギーを未来の動きとしていける。今ここに身体を持ち、存在することを無駄にせず生きていく。祈りの日に未来を創るコンサートに参加させていただきます。今日の日をありがとうございます。後藤美香